「作家は自己管理よ」
デビューしてそんなにたっていないころ、先輩作家の越水利江子さんにいわれたこのひと言を折々思い出しています。
最近は、そのバリエーションで、
「添削講師も自己管理だ」
と思っているところです。
あまり意識していなかったけど、今年は講師としての仕事が増えている……（！）
公募スクールだけではなく、児文協の実作通信講座も昨年度より担当する受講生さんが増えているし（後藤を希望してくださった方は全員受けました）……「児童文学学校」でも作品を拝見する（講評する）ことがあるし……刈谷教室で提出される作品も途切れることがない……。
どれもこれも、ありがたいことです。
これをいうとアホみたいですが（いえ、断言してアホですが）作品数や報酬の「数字」を見て初めて、
「ああ、これがわたしの仕事なんだ」
と実感した……。
仕事をしているんだから、会社にお勤めの方と同じ。
「絶対に必要」じゃない任務等は断ってもいいんだ、と、やっと思いきれた感じなんです。
（任務：民生委員のお役目のことです）
というわけで、今月はすでに2件「欠席」の返信済み。
その日時が空いているとしても、そのぶんの時間をどこでカバーするかの目途が立たないときは（絶対に必要じゃないかぎり）「ごめんなさい」することにしました。
その代わり、「絶対」なものはサボらずにがんばります。
（先日の「敬老金配布」とかね。来月は「赤い羽根募金」と「体育祭の来賓」があるわ……）
今のところ「任務」が主ですが、この先も今のような感じなら、仕事の量のコントロールも必要になるだろうなぁと思っています。
体力は落ちていくはずだし。
わたし自身の「やりたいこと」もあるしね。
gotomiwa先生の個人教室（開設）もあきらめてません……ほんとよ。
大事なのは自己管理。
「さらりとNOがいえるgotomiwa」にならなければ……。
