9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

第51期児童文学学校閉校

わたしのブログは仕事のためのものではないので、この話題はあまり書かなかったのだけど……。

無事に、今期の日本児童文学者協会・児童文学学校を閉校することができました。

 

毎月、本当にいい講師の方々に協力していただけて、その講義がわたし自身の学びにもなった半年間でした。

(みなさま、ありがとうございました)

 

開校時点で驚いたのは、受講生のみなさんのレベルの高さでした。

講義のゼロの状態で(4月に)提出された作品がすでに、「公募の童話賞なら普通に一次を通ってるよなぁ」と思うものばかり。

(一次を通るのはたいてい、全応募作の1割以下と思われます。5%以下の場合もあります)

 

その後の書き直し等も……。

「書き直す」ということ自体、なかなかできなんですよ。

(「てにをは」を変えるだけ、になっちゃったりするんです、慣れないうちは)

直して、ちゃんと作品がよくなっている……というのが、本当に素晴らしい!

(エラソーですみません、一応「校長」なので許して……)

 

お互いの作品を読んで、短い時間ながら講評(感想)も伝え合うのですが、その発言のうまさと受け止め方のうまさ(ボキャブラリー貧困ですみません)も……初心者じゃないでしょう? という感じで。

たいていカメラオフにしていたので気づかれなかったはずですが、わたしは舌をぐるぐる巻いていた、と思っていただければ……。

 

zoom利用のオンライン講座ですので、わたしからは(いえ、お互いに)PCの画面の中……それも(ギャラリービューなら)小さく分割された枠の中のお顔しか見えないのですが、みなさんの笑顔に救われた半年でした。

 

50期も(今期、担当するために)途中から見学させていただきました。

それでも……「わからないながら見ている」のと、「わからないのに自分でも何かしなければならない」のは、全然違っていました。

いや、もう、それはわたしの能力の小ささゆえだと思うのですが。

ほんと、「旧家にお嫁に来たばかり」な気分だったんです。

(若く見せたいわけじゃなくて、経験値的にハタチそこそこみたいってことです)

半世紀続いてきた講座ですからね。

しきたりも何もわからない状態で、「あなたが当主です」っていわれたようで、ずーっと右往左往していました。

でも、家族、親族、近隣の方々が有能で親切だった……ありがたいことでした。

(以前からよく愚痴っていますが、わたしには「長」のつくお役目は合わないんですよ~~~書記体質なんですよ~~~)

 

来月からは、来年度52期の準備がはじまります。

その前に、引き出しいっぱいに重なった51期の資料(どうしても印刷したほうが読み返しやすくて)の整理をしなければなりません。

ゆっくり切り替えていこうと思います。

 

この記事を書きはじめたとき、タイトルが、最初「第51期児童文学学校へ行こう」と変換されてしまいました。

51期は終わりましたけど、リピーターさんや新しい方が、

「第52期児童文学学校へ行こう

と思ってくださったら、うれしいです。

 

日本児童文学者協会サイトに情報が出ますので、ときどきチェックしてください。

あ、文学学校のステイタスを「閉校」に変更しておかねば。←これもgotomiwaがやってます(^^ゞ

jibunkyo.or.jp