9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

声帯退化問題

今週のお題「苦手だったもの」

それが「はてな」のお題なのに、今日の記事は「現役で苦手なもの」の話ですみません。

 

わたしは児童文学の世界の隅っこに、壁の花的に(いや、壁のシミ的に)生息しているのだけれど、20年以上壁にくっついていると、シミのくせに「人前で話すこと」が必要になったりする。

 

これが「受賞者のスピーチ」とかならかっこいい(?)んだけど、そういうのはこの先もなさそう。

現在のわたしに起こるのは……リアル教室での講評とか。

責任者としての挨拶とか。

理事会での発言とか。

 

わたしの日常は「1日に5分もしゃべらない」なのだ。

いや、ちゃんと数えてみたら合計1分にも満たないかも。

声帯が尾てい骨並みに退化(?)しそう……。

 

もう、めったに「あがる」ことはなくなったけど、油断しているとびっくりするほどあがることもあるし、ね。

あがっている自分にびっくりして(あら、なんで? 久々ね)さらに思考と口が止まったりもするし……。

 

こうしてブログを日々書いているように、わたしは文字でのおしゃべりはいくらでもできるのだ。

一日じゅう何か書いていろと言われたら、即「はーい(^o^)/」なのだ。

 

でも、しゃべるのは苦手。

「こちとら、しゃべれねぇから書いてんだよッ」と、謎にキレたりもすることもある。

 

最近では「児童文学学校の校長」という立場のため、毎月連絡事項を話さねばならず……。

それ自体はいいんだけど、zoom画面で受講生さんたちの笑顔を見ていると楽しくなってきて、「あら、楽しい」と感じることで一種「気が散る」状態になるのだろう、話す予定のことがスポーンと抜けたりするし、雑になったりもする(メモを取ってあるにもかかわらず)。

それで、あとから「お便り」を書いて送り出したりしているわけで……。

 

だって、書くほうが楽なんだもん。

「楽」に逃げるから、苦手が克服できないのかなぁ。

すました顔で淡々と、よどみなく語れるgotomiwaになれるといいな。

声帯が「尾てい骨」になる前に。