9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

インタビュアーには向かない性格

いま読んでいる本に、インタビューの章があります。

ある質問を読んで、ベッドの上で「うをを」と唸りました。

(整形外科の治療を受けながら読んでいるんです)

 

インタビュアーが「それは具体的にどういうことですか?」と聞いている……。

特別なことじゃないですよね、たぶん。

インタビューの場では、ありふれた言葉かもしれません。

 

だけど……わたしが誰かにインタビューしたら絶対に出ない言葉だなって気づいて、その瞬間「うをを」ってなったんです。

頭を抱えた、と表現したい感じ。

実際は、両手は本を持ったままでしたけど。

 

相手が「具体的じゃないこと」をいったとき、わたしはきっと、その内容を勝手に想像してしまう。

相手が具体例を口にしてくれなくても、平気で(自分の想像で)納得してしまう……満足してしまう……。

「ふむふむ、そうですか」って、次の質問に移ってしまうでしょう。

 

どうしようもないインタビュアーです。

それを聞く(読む)人が知りたいことをまるで聞き出せないんだもの。

 

その瞬間の絶望感の「うをを」……

 

いやいや、「絶望」なんて言葉を使うの、おかしいです。

そもそも、わたしが誰かにインタビューして、それを読み物にまとめるという機会だって、この先あるとは思えないのに。

しないことを「できない」と嘆くなんて。

 

もしかしたら、普段から、人の話を半分しか聞かずに勝手に納得しているのかもしれない……。

あれは、そう気づいたわたしの嘆きの「うをを」もしれません。