9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

シーソーの上で腕を広げる。

十数年前、「児童文学の世界から片足を出す」ことをはじめました。

というか、外に出してみて、その立ち位置の心地よさに気づいたというか。

それ以降は、片足を出しておくことがひそかなめあてになっていた気がします。

 

この一週間、思いがけなく「外の世界」のいくつかからお声がけをいただき……それで何が起こるというわけでもないのですが、改めて、

「片足、出てるなぁ」

と、しみじみ感じたのでした。

 

もう、反対のことは起こりそうにありません……つまり、児童文学の世界に全身を浸すことは。

 

児童文学的人脈はますます細り、知識は古くなり、同様に児童文学界から忘れられ……そんなふうになっていきそうな気がします。

でも(いつも言っていますが)添削の仕事は好きなんだよなー。

児童文学の世界の端っこには、いたいのです。

 

片足は内、片足は外。

シーソーの真ん中に乗って水平に保とうとするときみたいに、片足はあっち、片足はこっち、腕を広げてバランスをとりながら、うまくやっていけるかしら。

 

なんて、(自分に)都合のいいことを考えちゃう年度末です。