9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

練習して、できるようになろう!

今週のお題「練習していること」

 

はてなブログのお題です。

 

今日の記事を書こうと思って開いたらタイトルのフレーズが目に飛び込んできて、「どっきん!」となりました。

心を読まれたのかしら?

(そんなんされたら、いろいろとまずい思考がバレますやん)

 

そう、今日書こうと思ったのはまさに「練習」のことなんです。

 

一応gotomiwa先生なので、日々(大げさ)いろんな書き手さんからご質問を受けたり、ご相談(かな?)されたりします。

リストにしたことはないけれど、もし作ったら上位に入りそうなのが、

「思うように書けません」というお悩みであります。

それが「どうすれば書けるようになりますか?」というご質問になる場合もあります。

 

それらを受け取るたび、思うのです。

「わたしもそうだった」

そして、

「未だに、そうです」

って。

 

初めて書いてみた作品が「ちゃんと整っている(入選レベルである)」という方があることは知っています。

でも、多くの方が「われながらひどい」「うまくいかん」と思うようなレベルからはじめているのではないでしょうか。

 

わたしが初めて「小説のつもり」の文章を書いたのは中学生のときで、それなりにストーリーはあったはずですが(好きだったドラマに影響されて書いたので)文章は「ただのあらすじ」でした。

いま思い返しても、笑っちゃうようなシロモノです。

 

公募時代にいくつか入選を経験しましたが、そのころは30代。

つまり、「初小説」から20年以上たっていました。

デビューの機会をいただいて、何作か活字にしていただいて……。

それはつまり、自分が書こうとしたことを「商業出版社の編集者さん(と営業さん)」や(その後)読者さんに「内容が理解できるよ」といっていただけるものに、仕上げることができるようになってきた、という意味です。←悪文

(いうまでもないけど、その作品を「好き」と思うか「なんじゃこれは」と思うかは「理解」とは別。読者さん個々の感じ方によります。コントロールできないし、しようとは思いません)

 

10年単位ですよ……orz

わたしほど育ちの遅い人はまれかもしれませんが、創作歴一桁年の受講生さんが「思うように書けない」のはあたりまえなんじゃないかって思うのです。

「悲観しなくていいよー」

「練習しようよー」

って。

 

わたし自身がその数十年、どんな「練習」をしていたのかははっきり言えないんです。

日々の決まった練習メニューがあるわけじゃなかったし。

それでも「練習」になったことがあるとすれば、「書きたいことを、伝わるように書くための試行錯誤」……かな。

PDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)的な?

 

漫然と何千枚書いても、変わらないよね、たぶん。

少なくとも、筋トレみたいに「その筋肉」を意識したほうが効くってこと、創作にもあると思うのよ。

講演を聴くとか、本を読むとか、そういうことももちろんしたけど、結局は「考える」「書いてみる」「やり直す」……自分の頭と手を動かしつづけるしかない……そんな気がします。

 

「初小説(もどき)」から約半世紀(うわあ!?)。

上にも書いたように、未だに「伝えるための試行錯誤」は続いています。

ドンくさいわたしほどじゃないとしても……書きたい人は、

「書こうとするかぎり、これがずっと続くかも……?」

と思っておくほうが気が楽かも、ですヨ( ;∀;)