今日から今年も後半だ、と思うそばから、やってることは「昨日の続き」です。
地元でしか手に取れない月刊誌で、短編を連載させていただいています。
(連載、といっても続きものではなくて、単発のを毎月、ということ)
先月末に仕上げたのが、通算30本目……いや、野球じゃないんだから、この表現はヘンか。
今、3年目で、作品を入れるのは今年度分が半分(9月号分)まで来た、というわけです。
ご依頼をいただいたとき、アイデアはゼロでした。
そこからはじめて、30個(アイデアの単位は「個」でいいの?)。
やればできるものだ、と、ちょっと自画自賛です。
児童書は(ほかの分野でも?)アイデアGET=発想から活字化まで年単位で時間がかかることがフツーにあります。
「今」、旬の話題でも、すぐに発表できるとは限りません。
月刊誌の仕事は「書く」→「発表」が数カ月なので、「今」書きたいことを形にしておけるという意味で、とてもありがたいものです。
ドラマ「おっさんずラブ」のおかげで思いついたものも書いたし(BLじゃないですよ)、知ったばかりの「学習支援教室」も作品化しました。
逆に、ずっと気になっていたことを書いてみることも(たとえば、愛知のお味噌汁はなんであんなに色が濃いのか、が子ども時代の驚きだった)。
自身の日々の体験を「中学生の話」に転換したりも。
声優さんと出会えば、声優を目指す子の話を書きました。
長編にしたい作品の「プロローグ」に当たるものを実験的に書いたりもしました。
毎月、文章を仕上げるのには(マジで)苦しんでいますが、アイデアは涸れないような気がしています。
それが楽しい、今月もがんばるぞーという、いわばノロケです、すみません。