9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

物書きの終活

「来月の研修はシュウカツについてです」

と先月、民生委員の会議でいわれたとき、ポンと頭に浮かんだのは「就活」という文字でした。

そうじゃなかった……「終活」でした(変換候補に出てこないわ)。

 

(言い訳しておきますが、「就活」も無縁じゃないんです。最近だと「8050問題」とか、引きこもっている方の就労支援とかも課題になるので)

 

終活に関して、わが市での取り組み等々、いろんなお話を聞いた中に、

「あなたは、余命半年を宣告されたら……?」

という模擬的な質問がありました。

「誰に感謝の言葉を残したいですか?」

みたいなことです。

 

キレイゴトに聞こえるかもしれないけど、そのときに直感的に浮かんだのは、

「読者さん」

でした。

わたしが書いたものを読み、記憶に残してくださったみなさんのことです。

そのときは直感的だったけど、その後よく考えても、それしかないと思う…。

純度100%の感謝というか、うまくいえないのでやめますが、「ありがとう」しかないのです。

 

もちろん、家族にも感謝の気持ちはある。

あります! マジです!

でも、言葉にして残すなら「労い」とか「励まし」とかも含まれてくると思うのね。

とにかく、研修のときは「感謝」というひと言でくくるのは違うな、と感じたのです。

 

研修ではエンディングノートもいただいたけど、書き込む項目が情緒的過ぎて(わたしには)うまく埋められない感じでした。

 

それに、デジタル系の書き込み欄がなくない?

お年寄りだって、スマホとか使ってるじゃない?

(担当の方に進言すべきかしら)

 

わたしは今、パソコンの起動パスワード(PINコード)や各SNS等のIDとパスワードを清書中です。

家族がそれを見つけてくれれば、必要な手続き(退会とか)してくれると思うので。

また、新パソからは、パソコン内に「パスワードの保存」をすることにしました。

起動さえできれば、各サイト、アクセスするだけで中身が見られるように。

 

この年になったからかなぁ、これまでは絶対的だった「わたし自身の秘密を守りたい」気持ちが、「立つ鳥なので跡を濁したくない」気持ちに押され気味なんです。