低温調理に以前から興味があり、たまに鶏ハムとか作っていました。
初期の作り方は、保温性の高い鍋(ルクルーゼとか)にたっぷりのお湯を沸かし、味付けと成型をした胸肉(包んだ状態)を放り込んでおく、というもの。
加熱はせず、100℃以下になっていくお湯の中で鶏肉に熱を通していくわけですね。
その後、温度管理をしながら調理できる道具がいくつか増えました。
ブログやSNSでたまにお話しする「西京味噌」は、ヨーグルティアSというヨーグルトメーカーで作っています。
(最近はヨーグルトを作らず、味噌、塩麹、甘酒メーカーになっていますが)
温泉卵やお肉の低温調理もできます……容量と温度設定に限りがあるけど。
あとは、ヘルシオのウォーターオーブンとホットクック(赤い兄弟ね)。
さらに先日、以前から気になっていた低温調理器が加わりました。
スティック状で、水の中に差し込み、熱と対流を加える調理家電です。
低温調理に興味があるくせに、わたしは実は(世に出ているレシピの)60℃台で調理したお肉が苦手。
今は70℃台くらいで、加熱時間もレシピより多めにしています。
ただ、このあたりはまだ研究段階(っていうかはじめたばかり)なので……。
自分にとってちょうどいい「低温」を見つけていきたいと思っています。
今のところ、鶏ハムに関してはヘルシオのウォーターオーブンがいちばん簡単で、優秀かも。
裸で(?)放り込んでおくだけ。
70℃だったかな、35分くらいでできあがります。
(ハムらしく円筒形に整えたものではなく、胸肉そのままの形です)
豚の塊肉は、厚みのせいもあって同じような加熱が向かなくて(たぶんかなり長い時間が必要)……オーブンで焼き直したら硬くなってしまったり。
これは袋に入れて水に沈め、低温調理器に任せるほうが楽かも、と考え中(今後、再挑戦予定)。
新入りの低温調理器に慣れようと、卵(ゆで卵や温泉卵)や野菜を調理したこともあるのですが、
「低温」
という語に、見事に騙されまして。
いえ、わたしがアホなのですが、90℃の「水」に手を突っ込んだら、そりゃあ火傷するよね、という失敗もやらかしております。
(「低温」といっても、食材によっては90℃台で使います)
とはいえ、温泉卵や塊肉を毎日食べるわけには……。
機会を見つけて、ゆるゆると挑戦を続けていく予定です。
火傷はともかく、食中毒という「失敗」は避けたいので、お肉の中心部の温度を測る芯温計も買いましたよ。