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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

セカンドキャリアについて考える

今期は久しぶりにドラマを観ています。

いろいろ観たかったけど、結局ひとつだけ。

「オールドルーキー」

綾野剛さんのドラマです。

 

彼のドラマでひとつ前に観たのは「アバランチ」で、これも好きだったけど、わたし全体的に「ひげのない役」が好きなんだよなー。

コウノドリ」とか「MIU404」とか。←余談

 

放送はまだ4回くらいだけど、観ながら、毎回ぼろぼろ泣いてる気がする。

サッカー選手を不完全燃焼のまま引退することになって、新たな仕事(スポーツマネジメント)を云々……という主人公とひとつも共通点がないじゃないかと、自分でも思うんだけど。

 

セカンドキャリアなんて、童話作家には関係ないと思っていました。

「生きてるかぎり続けられる仕事だよ」なんて、よくいってたしね。

 

それは今でも否定しない……でも「生きてるかぎり続けている人」は少ない……というか、減っていくのね……。

理由は人それぞれでしょう……リサーチしたわけじゃないけど。

ドラマなんかではありそうな「アイデアが出なくなった」的な理由の人は少ないんじゃないかな。

「時代に合ったアイデアが出なくなった」なら、あるのかな。

 

わたしのように、自分で書くこと以上に「書きたい人を応援すること」のほうが楽しくなってしまった人もいるしね。

 

コロナ禍に重なって……おそらくはコロナのせいもあるんだと思うけど、添削講評の仕事が増えました。

今月も、講評を30件くらい書くんじゃないかな(正確には数えていません)。

数字(あと何件書かなきゃ)を考えるとパニックを起こしそうなんだけど、一件一件のお返事は、書くのが楽しくてたまらないのですよね。

「いや、この記述はおかしいのでは?」

なんて調べもので、校閲さんぶりっ子(「子」?)もしたり。

 

コロナ禍のあいだに(いつ終わるのかわからないけど)わたしの仕事は完全に「添削講師」に移行するんじゃないかと思う。

今はご依頼の童話も書いたりしているけど……それは先方次第で、いつなくなるかわからないし、自分から「営業」することはないはず。

(ちなみに、何も書かないわけではなく、趣味のシリーズだけはやめる気ありません。これは元々「死期を悟ったら、全仕事をやめて趣味だけに絞る」といっているくらいなので)

 

上記の文章……「思う」とか「はず」とかの文末表現でおわかりでしょう。

この数年かけて、緩やかに移行しているわたしでも、まだすっぱりと「言い切れない」わけで……。

能力が残っているのに「好きな仕事」をあきらめなくてはいけない綾野剛さんに(いや、彼が演じる主人公に)シンクロする部分があるんでしょうね。

なんかね、むっちゃ、「わかるうぅぅぅ」ってなるんです。

これから、スポーツ界の裏方的に、マネジメントの世界で活躍してほしいな。