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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

自分を癒す読書

なぜかそういう巡り合わせで、大量の生原稿(手書きはごく一部。プリンタで印字したものやコピーしたものが大半なので「生っぽくない」ですが)を読む日々を過ごしています。

 

こんなとき「自分のための読書」はできないのが常なのですが(脳の空きがなくて)。

 

先日書いたように、kindleの読み上げで「マーダーボット・ダイアリー」のシリーズを調理中に読む(聞く)というのは続けていて……。

へたっぴー(失敬)な朗読にもかかわらず、笑ったり胸キュンになったりしていて……いや、ほんと、好きだわ、このシリーズ、また宇宙ものが書きたくなるわ(余談)。

普通の(目で読む)読書だったら両立できなかったんじゃないかなと、興味深いです。

 

さらに、集中力がゼロで仕事ができそうにない夜は、自分の小説を読みにいったりしています。

(pixivに投稿ずみの作品をのぞくので「いく」という表現になります)

 

知ってる人しか知らないのですが、2シリーズ(ひとつは全部、ひとつは一部)をアップしていて、先日「一部」のほうのキャラの誕生日(とされている日)だったのを機に、すごく久しぶりにいくつか読んでみました。

 

すごく久しぶりなのは、ちょっと怖かったから。

30年前とかの作品なので(40年近く前のもあるかも)今の目で読むのが怖かったからです。

 

でも、結果からいうと違和感なかった……当時と同じ気持ちで読めた……

「自分が書いた」って、こういうことなんだな。

わたしの細胞はあれから何度も「総入れ替え」になっているはずだけど、変わらないものはあるのね。

 

たまたまなのか、主人公たちが泣くお話ばかり読んでしまって……しみじみ思った。

♪男は涙を見せぬもの、見せぬもの

と歌われていた時代に(「ただしアムロに限る」じゃないよね?)わたしはわりと平気で「涙を見せる男(少年)」を書いていたんだなぁって。

 

それはもう、どちらのシリーズもそうなんです。

「男が人前で泣くなんて」と思っている人には「合わない」シリーズなんだろうなぁ……。

そんなことを思いながら、わたしはただひたすら癒されているのでした。

 

(もちろん、これもリンクはしません)