SNS疲れって言葉がありますよね。
ざっくりいえば、人の「すてきな部分」ばかりを見てしまい、落ち込んだり嫉妬したりやさぐれたり……負の感情に囚われている状態、って感じでしょうか。
わたしの場合、特に「この人のキラキラぶりを見て」というのがあるわけじゃないのですが、最近、ふんわりと(SNS疲れに)似た状態になっている気がします。
還暦(など)を機に「はじめました」「再開しました」「変わりました!」みたいな話題を見るたびに、
「わたし、この10か月、何をしていたのかしら?」
って考えてしまうのです(一応講師の仕事はしてたのですが)。
何かはじめたい、前からいっていたことをさらに進めたい、などなど、夢見ていたにもかかわらず……「何の成果も得られませんでした」的な。
「わたしは将来何になるんだろう? なりたいものになれるんだろうか?」
そう考えていた若いころと、心情的に似ている気がします。
(肉体的には、えらく違うけど)
わたし、「ハタチまでになりたいものを決めて、25までにそれに『なる』」って感じの目標があったんですよ。
結局10年以上、後ろにずれてるけど(作家を目指そうってなったのが、35を過ぎたころだから)。
そのころの気分に似たものが、たまに襲ってくるのです。
襲われるのがイヤなら、逃げれば……自ら動けばいいのにね。
たまにしか生まれない短歌とか、修了までに通常の3倍はかかりそうなエスペラント語中級通信講座とか……そうやんな、わかってるなら、動かなあかんやんな。
「還暦だわ、ふふふ」←???
といっていられるのも、あと2か月。
老女としての助走期間が長すぎる自分を叱咤激励して、「動く」ことを意識しよう。
そういえば、先週あたりちょっと立て込んでいたせいか、長く続いていた「悪しき習慣」(えーと、だらだらyoutubeを見てしまう、みたいなことだと思ってください)がひとつ、断てています……わりと自然に。
ほかにも、なくしていい習慣はいくつかあるけど(実際はyoutubeを見ています、これも減らしたい)……ひとつ断てただけでも「時間」は増えているはず。
きっと何かができるはず(「睡眠時間を30分増やす」みたいなことでもいい)。
60代2年目に向け
ひたすらにあがいてみよう
これぞ「せいしゅん」
(今日の短歌)