Amazonプライムに、映画「PLAN75」が来ていた……。
公開されたころに興味があったので「あ、来たんだー」と思い、今すぐ観たいと思っていたわけじゃないのに、ついクリックしてしまって……結局観てしまった。
内容については書かないけれども(最近の映画だから、ごらんになっていない人も多いと思うし)……これもディストピア映画と呼んでいいんだろうか。
高齢者が増えて、75歳以上になったら自分で死を選べる制度ができた近未来のお話です。
その制度の名が「プラン75」っていうのね。
観ているときは「ただの観客」な気持ちだったんだけど、終わるころには考えてしまった……
75歳って、わたしにとって、そんなに遠い未来じゃないんだなーって。
たとえば、初めて子どもを産んでから30年あまり。
その時間より短いんですよ、わたしが75になるまでの時間って。
主人公は結婚歴もある女性だけど、今はひとり暮らしで。
自分とは違う……とは言い切れないなってことにも、気づいたのです。
だって、未来は見えないものね。
そして、そのとき社会がどうなっているかも。
選択権を与えられたら、わたしはどうするだろう……
「プラン75」は今のところ「映画の中のこと」だけど、他人事ではないし、予告のテロップにあるように「絵空事ではない」…そんな気がしているのです。
・・・
奇しくも、民生委員として今年から3年間「高齢者福祉部会」に配属されてしまった。
(おまけに「幹事」である。それは「班長」みたいなもの。宴会を仕切るわけではない……ただ「会議」が増え、「研修内容の発表」のお役目ができた……くすん)
ときどき「プラン75」を思い出しそうな気がしています。