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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

「エスター」は悲しい映画

映画の話。

以前から気になっていた……たまに誰かが「お勧め」しているので存在を知っていた怖い映画「エスター」を観てしまった。

ホラーを観る気になるなんて、よほど体調がよかったんだろう。

 

観る前は、「怖い映画」なんだと思っていた。

観てみたら、「驚く映画」でもあった。

エスターという少女が「なぜ」このようなキャラなのか……全然読めなくて。

「ああ、そういうことか!」

みたいな。

 

読めなかったのはわたしの勘が鈍いからなんだろうけど……原因のひとつは、

「聖ロザリンド」(わたなべまさこ

を思い出していたからじゃないかな。

 

この漫画、知ってます?

子どものころに読んで、忘れられなくて、おとな(中年)になってからkindleで買ったよね……その年になっても怖かったよ。

ロザリンドの話をすると、「エスター」のネタバレ的になってしまうのだろうから、わかる人だけわかっていただければと思います(不親切でごめん)。

 

脱線するけど、この映画、目の保養(?)もできます。

エスターも「美少女」なんだけど、主人公の娘ちゃんがね、すごくかわいいんです。

難聴(というのかな?)の子の役を、実際に耳に障害がある子役さんが演じているのですが、とにかくこの子がかわいいの。

そして、眉の演技が素晴らしい。

 

さて。

 

「怖い」とか「驚く」とか書いたけど……そう書いてしまったけど……これは「悲しい映画」なんじゃないの? と、わたしは考えている。

もしもエスターと同じ境遇の人がいたら……いるのかどうかも知らないのだけど……このように描かれたくはないんじゃないかな、と思うから。

ネタバレになるので、ここまでしか書けないけど……ちょっと考えさせられてしまったわ。

ホラーって、むずかしいね。