考えてみたら、自分のことを「gotomiwa先生」とかいうのは、はずかしいなー。
「作家」として呼ばれるときは「先生」とかつけないでほしい、と思っているくせに。
(出版社からとか、そう呼ばれるでしょ? 「様」じゃなくて「先生」で郵便が来たりするし)
たとえば、小学校の先生が子どもたちに自分のことを、
「先生はね……」
って話しても、違和感を覚えないんだ……。
だって「先生」だもんね、みたいに思えてしまう。
でも、自分のことは別。
なぜかしら。
(「免許」的なものがないからか???)
とはいえ、対価をいただいて知識や技術をお伝えしているかぎり、特に「講師」としては、先生と呼ばれなくてはいけないのかな(責任を持たねばいけないのだな)とは思っています。
ただ……講師として仕事をすることで、わたし自身が学ぶことも多くて。
先生のくせに教わってごめんなさい、みたいな気持ちになることも……(ごめんなさい)。
もちろん、そうして得たものは次の講評に活かされていく……はず。
良い循環を作っていきながら、講師として人の役に立つ使命は果たさねば。
通信の講師歴、十数年。
何につけても成長の遅いわたしだけれど、笑って「gotomiwa先生」と自称できるように、精進あるのみ。
そんなことを思いながら、連日、刺激的な(自分にとって刺激になる)講評を書いています。