子どものころの夏休み。
「午前中の涼しいうちに宿題をすませましょう」
などと言われたものです。
今の子どもたちが聞いたら、「は?」って感じかも。
だって、朝から……なんなら夜中からも、ずっと暑いし。
一日じゅうエアコン(命を守る家電)の効いた部屋で過ごしている子なら「午後でも涼しい」かもしれないし。
子ども時代のを思い出し、苦笑いしながら、「昭和の子」(令和の老女)のわたしも、夕方以降(寝るまで)エアコンを入れています。
部屋を冷やしておけば、夜は「かもめ扇風機」だけで眠れるからです。
そして、宿題……いえ、仕事がある日は、午後にはエアコンを入れています。
gotomiwa先生は、添削を仕事にしているヒトだから。
手や腕に汗をかく状態では、お預かりした原稿にさわれません。
(扇風機をガンガンまわしたら、原稿用紙が飛ぶし)
そんな生活をしている中で、ふと気づいたのです。
いくら暑くても、さすがに早朝はそこまで汗だくにならない……日もある。
それで、最近は早朝に添削仕事をすることが増えました。
家族が起きだしてこない時間、原稿用紙にカリカリと書き込みをしながら、
「ああ、この時間が、昭和のころの『午前中』なんだなぁ」
なんて思うのです。
夜中でも30℃、なんて熱帯夜の日々が来たら(←フィクションじゃないところが…)それもできなくなるのでしょうけれども。
今のところ最大の難点は、
「早朝に仕事をすると、アヤシイ達成感に支配されて、昼間は盛大に遊んでしまう」
という謎の(?)現象が起こることですね。
令和の夏って、怖いわー。