元日からずっと本を読んできたせいで(三が日は夜更かしにもなって)予定外の「習慣化」がはじまってしまった感じで……怖いです。
一日じゅう、お昼寝も我慢して(これは素直に寝たほうがよかった気がしています)読み続けていられる生活は、そろそろ終わりなので……
(一応、読書後に仕事をしたりもしていますが)
これは読書ブログではないし、人に「お勧め」するのも苦手なので(されるのは好き)「自分が何を読んだのか」をあまり明かさないことにしています。
読書は……書き手としての「ネタ元」みたいなものだから、企業秘密なのです。
今年(5日間で)読んだものの中で、紹介できる一冊はこれくらいかな。
日本史の知識のないわたしは、家重って何もできずに将軍の座を去った人だと思い込んでいたので(ごめんなさい!)まずそこからびっくり(スタートが低すぎ)。
大岡忠相が加藤剛で、吉宗が山口崇で脳内に「見えてしまう」とか、いろいろおかしい読み方をしていたと思います……(「大岡越前」の影響を受ける昭和の子)。
たぶん「感想」としてサイテーなことを書いていると思うのですが、「従者萌え」のわたしにのためにあるような小説でした。
涙、涙です。
大岡忠光という人物の存在も知らなかったので、読みながら「フィクションかな?」と思ったほど……。
実際の歴史に架空の人物を投入する作品ってあるものね(「ベルサイユのばら」みたいな感じ)。
読後にググって「実在か!」と衝撃を受けました。
(ほんとに、日本史を知らないのよ)
家重と忠光のことを読んでいるだけで幸せだったのに……宝暦治水のことも出てくるんです、この作品。
(購入時点で家重の話とわかっていたのに、これが出てくると思っていなかったなんて、ほんと、わたしの日本史の「弱さ」=「時代感のなさ」が露呈していますね)
宝暦治水の話は、この地の小学生なら社会科で教わるようです。
わたしも娘に聞いて以来(なぜか)好きで、平田靱負の銅像を見にいったこともあるくらい。←どんな意味が?
当時「孤愁の岸」(杉本苑子)も読みました。
村木氏の作品には宝暦治水の話もあるようなので、買ってみました。
でも、そろそろ「一日一冊」生活を終えないと……いろいろとまずいです(^^ゞ