今、「読む仕事」をしています。
「この作家さん、マジでうまいな!」
と感嘆する方があります。
(いつかどこかでお会いできたら、きゃーきゃーいいたい)
ストーリーとかテーマとかではなく(これらがよくないという意味ではもちろんないですが、とりあえず、驚いているのはそこじゃなく)文章……。
語彙力? 描写力?
なんて呼べばいいのかわからない……語りたいけど語れない……言葉にできない自分にイライラするほどなのだけど。
とにかく「豊かだ」と感じる……読んでいて本当に心地いいのです。
「正しい文章」と「うまい文章」はベツモノですね。
正しい文を書ける人はいっぱいいる……出版されている本の大半はそうです。
(えーと、多少ぼかしますが、いろんな理由で「100%そうです」とは言えない…)
でも、滋味深く心地いい文章に浸ったあとは「違う!」と感じてしまうのです。
なのに、どこがどう違うのか、どうすれば「心地いい」域に行けるのかがわからない……。
もはや開き直りだけど(ハイ、自覚しています( ;∀;) 現時点では「違う」と感じられる自分を誉めておこうと思います。
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「豊か」にする……というか、豊かっぽく見せる方法はあると思うんですよね。
わたしの理想は「5枚の作品なら、同じ単語を複数回使わない」なの。
(自分はそのように書きたい、という意味の理想です。他人には求めません)
助詞とか助動詞とか、何度も使わないといけない語はもちろんあるけれど……形容詞や動詞、接続詞なんかは、頻出しないように工夫できると思ってます。
(接続詞は、使わずに済むならそのほうがいいし)
少なくとも、1枚(400字)の中には二度出ないようにする、とかね。
わたしの添削で、
「すると」が何度も出てくるよ、とか。
わざと韻を踏んでるのじゃないなら文末表現に変化をつけようね、とか。
同じ文に二回、同じ語が出てくるよ、どっちかカットできるよ、とか。
たまにそんな書き込みがあるのは、上記のように考えているからです……。
もしかしたら、わたし自身の趣味にすぎないのかもしれませんが(だとしたら、ごめんなさい!)。
わたし自身も、もっともっと使える言葉を増やしていきたいなぁ。
「本を出したい」とは特に思っていないのだけど、「書き上げておきたい作品」はあるので……。
今の仕事が終わったら、ちょっとがんばってみよう。
(そうだ、windows11になってもアウトライナーが使えるんだしね!)
命短し、書いとけ老女、です。