昨年の今ごろ上京した折、帰りの新幹線が品川で一時間余り停止したままになるというアクシデントがありました。
(ホームの売店で買った=当時は買えた=「硬いアイス」が品川でとけた……)
確か、山陽新幹線で人身事故があったんじゃなかったかな。
ダイヤの乱れは駅の掲示でわかったけど、自分が指定席を買っている列車まではほぼ予定どおりに東京を発てたので、「ギリギリセーフ」とホッとしていたら……ひと駅目で足止めだったわけです。
今年も上京しまして、順調に用が終わりましたので、買っておいた指定席を地下鉄の中で、数十分早い列車に変更しました。
いざ東京駅に着くと、なんか、ざわざわしているぞ?
わたしの乗る(変更後の)列車より先は「何番線から発車」の表示が出なくなっているぞ?
自分の列車まではOKって……まさか去年と同じパターン???
びくびくしながらホームに向かった頃には、各列車の出るホームの番号がアナウンスされはじめていたので、
「何かがあって、列車をどのホームに入れるかが決められなかったのかな?」
みたいなことはわかりました。
乗った車内でも、「ひかり号の車両交換のため」という情報が電光掲示板(というんだっけ?)に出ていました。
「去年と同じ」ではなさそうで、ひと安心。
地元での3路線もダイヤどおりで、無事に帰宅できたのですが……翌朝、スマホに表示されていたニュース記事にびっくり。
「これか!」と飛び起きました。
新幹線に、どうやってヘビが……???
確かにこだま号は各駅停車で、たとえばわたしがよく乗るのは熱海以外の駅では4~5分ドアを開けっぱなしで停まってるんですよね(のぞみが追い抜くのを待つ間)。
「こだまのみ」しか止まらない駅なら、乗客の乗り降りもほとんどないまま数分……になるから、人知れずヘビが乗り込むことはできなくもない……?
走行中の新幹線は密室ゆえ、「何か」と遭遇しても「窓の外にポイ」とかできないもんね。
たとえ毒蛇じゃなく、子どもの(細くて小さな)ヘビだとしても、遭遇は勘弁してほしい……。
と、ドキドキしつつも、
「森の中でいつも新幹線を見ていたヘビの子が『大きなヘビだなぁ、かっこいいなぁ』とあこがれて、仲良くなりにやってきた」
的な童話っぽい「理由」を考えてしまうのは、癖なのかもしれません。