今日から半年、日本児童文学学校が開かれます。
コロナ前はリアルな教室に集まっていた講座なので、わたしも上京していたのかな……いや、そういうスタイルなら地方住みのわたしが関わることはなかったのだろうな。
現在は完全オンラインです。
だから、講師の先生方もスタッフのみなさんも、もちろん受講生さんたちも、zoomができる環境があれば居住地に関係なく、参加していただけます。
(昨年はインドからの講義もあったんですよ)
その代わり、東京の……たとえば元の会場の隣に住んでいたとしても、ネット環境がない人は参加できない……。
これまでは首都圏と地方の間にあった格差(?)が、別の形で生まれてきた……のかもしれません。
ところでわたし、本日、講評担当のひとりなんですが。
昨年担当されたみなさんを思い出して「あれは神業だったんや!」と改めて思っています。
なんで、あんなことができたん?
さんざん「添削講評大好き」と公言しているわたしですが、七転八倒なう(注:当日の朝です)。
いえ、一作一作を添削して、講評を書いてお届けすることなら、できます。
でも、短い時間で初対面の方、数名の作品を講評し、さらにそばで聴いてくださってみなさんにも役立つようなものにするって……ハードル高すぎ。
連日そのことを考え、今日も早朝からメモを取っていますが、うまくいく気がしません……心配だ。
心配すぎて、逃げ出したい気分です。
文学学校の「校長」の立場なのに……(そう呼ばれているわけではありませぬが)。
逃げないためにこの記事を書いている(あるいは、わたしが逃げて消えたときの「書き置き」のつもりで投稿している?)……そんな朝なのでした。
ああ、マジ、やばい(昭和の用法)。