ときどき玄米を食べています。
玄米を買って、そのまま使っているので精米機の出番がないままです。
玄米って、なんとなくですが、我慢して食べている感がありました。
「体にいいから」的に。
うちの炊飯器が古びているせいなのか、浸水時間が足りないのか……とにかく、「玄米モード」で炊いても、ずっと、
「イマイチ」
だったんです。
同じ玄米を炊いてパックしたもの(も売られている)を買ってみたら、レンチンしただけでおいしいのになー。
だから、やっぱり、炊飯器の性能が原因かな……?
いっそ、精米しちゃおうか? いや、それはもったいない……
このままでは、買った玄米がどんどん古びてしまいます。
「どうしたものか?」
と考えて、初めてググりました。
土鍋とか、圧力鍋とか、いろんな方法があることは知っています。
でも、かかる時間とか、そういうことまではわからなかったので……。
結果、圧力鍋なら浸水時間なしで炊けるという記事を見つけてしまったのです。
浸水しないから「すぐに」やってみることができます。
せっかちなわたしに、ぴったり!
ところが、です。
圧力鍋を使うのは、いったい何年ぶり? というレベル。
蓋の締め方とか、忘れちゃっていました。
取説はあったはずだし、専用の料理本も買ったのに、たぶん処分してしまった※……そのくらい「久々」なのです。
(※ わたしが圧力鍋で作っていた料理は、たいてい、時間さえかければホットクックでもできるからです。ちなみに、ホットクックでも玄米が炊けるようです。ただし浸水時間が要ります。余裕があるときに炊いてみようかな、ほっとけるならありがたい…)
そんなわけで、スマホを片手に四苦八苦しながら玄米を炊きました。
(やっぱりお鍋の使い方を間違えていて、一度火を止めて蓋を開けることになったりも)
火を弱めたり、圧力を下げたり、蒸らしたり……時間を計りながらやってみて、蓋を開けると……
「炊けている!」
食べてみると、
「え……別人?」(とりあえず「人」ではない)
呆然としてしまうほど、おいしくて。
白米も堅めが好きなわたしにとって(90歳の義母もいるので普段は軟らかめに炊いています)その、おこわっぽいもちもち感は最高です。
もう、一日じゅう、この玄米ごはんだけ食べていたい(おかずどころか「ごはんのお供」さえ不要)と思うほど。
「うまい!」
だから、まずい(食べ過ぎが)。
ごはん冷凍用の入れ物に詰めて、大半は冷凍庫に。
(でないと、ホントに一日じゅう食べそうだった……)
炊いて食べるのがちょっぴり憂鬱だった(ので、消費スピードが落ちていた)玄米……。
なくなったら、また買おう! と意気込んでいます。