ダーニング……それはわたし的には「穴を繕って、かわいく見せちゃえ」的な手段です。
あったかくてお気に入りの靴下たち……そのうちの一足に、次々穴が開いていきます。
数足をローテーションしているので、週に1~2度しかはかないし、それも真冬だけとはいえ……買ったのは2年前? 3年前かも?
たぶん、もう買い替える時期なんだと思います(薄くなってきているのね)。
これまでなら、とっくにそうしていたはずです。
でも。
一度ダーニングしてしまったら、捨てるのが悔しい……。
だって、お裁縫が苦手だもの。
なぜか知らないけど、針を持つと、自分の指を刺してしまうのよ。痛いのよ。
痛みと老眼に耐えつつ(キレつつ?)ダーニングしたのに、と思うと、あきらめられないのです。
その靴下、片方の足に3つ目、もう片方に2つ目の穴が開いたけど(異常事態です。ここまでになっても「捨てなかった」ことはかつてありません)……捨てずにダーニング。
がんばるぞ。
ところで、先日、目立たない色合いのダーニング糸というのが売られているのを見て、
「何をいう!」
って、自称温厚なわたしは目を吊り上げました。
目立たない色でやったら、それはただの「修繕」じゃないですか。
ダーニングは(縫った個所が)目立ってナンボ、かわいくてナンボです。
というわけで、穴が開くたび、どの糸なら派手になるかなーと考えているわたしなのでした。
ほんと、ダーニングだらけになりつつある、靴下をお見せしたい。
なのにダーニングが下手すぎて、写真に撮りたくないのです。
ダメな子ほどかわいい的に、自分ひとりでニヤニヤ愛でております。