ひとつ前の記事と、タイトルを揃えてみましたが(←無意味)。
正確には「オデッセイ」と書くほうがいいかも。
「火星の人」は、映画「オデッセイ」の原作のタイトルです。
映画公開時に5回ほど劇場に行った記憶があるのですが、「とにかくモノは増やすまい」と思っている時期だったので、DVDを買ったりはしませんでした。
(その代わり、配信をレンタルで観たりした)
先日、魔がさして(?)DVDを手に入れてしまいまして。
ついつい、観てしまいまして。
わたし、この映画が本当に好きだ、と改めて思った次第。
主人公はもちろん、それ以外の登場人物が全員、真っ当で、有能で、前向きで(っていうかメンタルが安定してて)、ちゃんと「自分の仕事」をこなしていく…。
そういう話が好きなんです。
もう、それだけで「好き」というか。
何度目かに劇場に行ったとき、途中からずっと、だらだら涙を流していたことまで思い出しました。
真っ当で、有能で……そんな人々が登場する話をわたしも書いてみたいけど。
なぜか、いつも、ちょっとはずれてしまう。
そもそも、作者が有能じゃないと「有能な人」を描けないのかもしれない…。
自分には創れないものだから、こんなに好きになっちゃうのかしら。
(「オデッセイ」で検索すると、車のことばかり出てきます。こんな名の車に乗ってたら、なかなか家に帰れないんじゃないのかと、心配になりますよ)