9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

天使にお願い

不思議なことがありました。

 

あ、ちょっと違うかな。

 

起こったときには「不思議だ」と思ったけど、これを書いている今は、さほど思っていません。

だから、「不思議だと思ったできごとがありました」のほうがいいかな?(文才…)

 

市の担当者さんが作った文書を、わたしが自分で印刷して、該当する何軒かのお宅に届けるという任務を請け負いまして。

それは、どうしても2月上旬に届けなければならなくて、どうしてもお顔を見て手渡ししたいものだったので、ひと月近く前に印刷をすませておいたのです。

(当日インクが切れたり、突如プリンタが壊れたりしたら困るもんね、と案じてのこと)

 

で、いよいよ届けに行きまして。

順調に手渡ししていけたのですが、最後の一軒だけ、めずらしくお留守でした。

二回目に行ったときも同様で、「すっごく寒いし、もう、郵便受けに入れて帰っちゃおうよ」という誘惑もあったのです。

マンガでよくある、頭の上に悪魔がポンと出てくる、あれです。

 

でも、わたしの側もめずらしく、いつもより遅い時間まで出歩ける日だったので、暗くなる前にもう一度だけ訪問しようと思い直して帰宅しました。

家に着いて、ふと見ると……

「げ。名前の表記が違うじゃん!」

 

松田聖子が「松田成子」になっているような誤変換です。

わたし自身は、「みわ子」とかになっていても平気なんですが、誰もがそうとは限らない…そういうミスです。

 

何度かお便りしていて、当然わたしはその方の名を知っているし、その文書も自分で印刷して、先月から手元にあって、手渡すために持ち歩いていて、内容も目に入っていたはずなのに、その瞬間まで気づけなかったのでした。

 

悪魔のささやき(?)に勝ってよかった…。

郵便受けで「名前の表記ミス」のお便りを見つけたら、その方だって(怒らないとしても)がっかりはされると思うんですよね…。

 

ファイルを呼びだして(詳細は略すけど、これがまた面倒な作業なんです。「市の」だからね)。

お名前を直して、印刷して(インク切れもプリンタの故障もなくて助かりました)。

 夕方、また訪問。

無事に手渡しができました。

 

「みわ子」を気にしないわたしも、仕事では固有名詞に気を遣います。

いろいろな形で人さまの作品をお預かりする身ですから、タイトルとかキャラ名とか、その方のペンネームとかは、正確に書きたいと思っています。

(もちろん、うっかりミスはします! すみません!)

 

今回の文書も、同じような気持ち。

心から「よかった」と思いました。

 

あのとき、頭の上にポンと現れた天使が、わたしの手元の文書のミスに気づいて、

「いっぺん持ち帰りなさい~~~郵便受けに入れちゃダメ~~~」

と、念を送ってくれたのでしょうか。

 

ありがとう、天使。

次回は、もっと早い段階で。

もっと大きな声で、教えてください。

お願いします。←図々しい