ふだん書く文章の何割かは、web上のメモソフトで下書きを作ります。
要らなくなったメモ用紙を破いて捨てるように、清書が終わった文書は削除していくのですが…。
今年は、そのファイル数がめちゃくちゃ多いよ!
削除する手を止めて、一覧を眺めてしまいました。
ホント、作業が面倒なほどだよ…。
これだけのものを書いて、わたしが見つけたのは何だったのだろう?
たぶん、「夢」です。
それが実現するかどうかはともかく(わたしの動きとか能力とか運とか、そういうの次第だから)…。
ここ数年、「定年後にどう生きるか」を模索してきました。
(それをいうと、年上の先生方に笑われるんですが)
作家に「定年」はないんです。
でも、なぜかずっと考えてた…。
わたしは「引っ越し人間」なんでしょう。
今の住居での生活が四半世紀を超えて、人生でいちばん長いので、
「ああ、わたしはもう引っ越しはしないんだな」(20代までは何度もしたのに)
と思っていたのですが、何のことはない、住所はそのまま、自分自身が踏み込む世界を転々としているのでした。
「今いるところから常に片足を出していたいの」とよくいっていたけど、そういうことか。
「居場所の引っ越し」を続けてきたんだ。
ということにも気づいた…それが今年のわたしです。
性癖は治らないので、数年後にはまた違う場所に行ってるかもしれません。
行きたい方向を自分で決められるように、決めたらちゃんと進めるように、その点をきっちりがんばれる自分にならねば、と思います。
おお、抽象的なハナシになってしまった。
(ガマンして読んでくださった方、ごめんなさい!)
わたしは後悔の少ない人間です(そこまで考えるアタマがないだけか?)。
たいていのことは直感で決めて、動いていきます。
で、動いてから、今回みたいに「ああ、こういうことか」って気づいたりするのです。
まぁ、それでも悔やまないんだから、オッケーってことなんですけども。