この日、gotomiwaは決意していた。
「今日は一日じゅう、小説を書く!」
そのために、前日までに添削講評の仕事をあらかた終えておいたのである。
まぁ、結果からいうと「あかんかった」のです。
敗因は「週末」だったこと。
以前ブログに書いた気がしますが、わたしは独立した仕事部屋を持っていません。
背後には夫の洋服ダンスがあるの…。
夫がそばを行き来する状態で、ラブシーンとか書けるわけないでしょう?
いや、殺人シーンだって、ポエムだって、ブログだって、書けません。
モニターを見られるのが死ぬほどいやだもん。
(文面が読めるかどうかは別として。読まれるかもしれない状態で書くのがいやなの)
結局、夫が出かけたときしか安心して書けなかった……
平日と同じ状態ですね。
とはいえ、平日は平日で、仕事のメールとか「会議しますよ」の電話とかが来るから、
「今日は一日じゅう、小説を書く!」
という感じにならないのです。
(これは、頭の切り替えが下手なわたしが悪い。だから、切り替えなくていいように、週末に「一日じゅう!」と意気込んでいたのですが…)
いちばん安全なのは、早朝。
結局、ふりだしに戻る、です。
ところで、わたしは「夜は仕事をしない」と決めています。
「夜」というのは、お風呂からあがってから9時までの間ね。
始めたら終われなくなって、夜更かしするのが目に見えているし、無理やり中断しても、きっと目が冴えて寝つけないし。
で、気づいたのです。
遊んでるくらいなら、寝ちゃえばいいじゃない。
全家事終了だし、世話すべき子どもたちはいないのだし(いても、9時に寝ていたわたしだけど)。
おお、発想の転換。
ずっと4時に合わせていたアラームを3時に変えてみた。
朝食や(自分の)お弁当の準備を始めるのは、6時過ぎ。
早朝に3時間あれば(メールチェックやネット巡回をしてしまうとしても)一章分くらい書けるんじゃないかな?
という、皮算用です。
ほかの仕事があっても、セールスの電話がうるさくても、いつでも切り替えて小説世界に戻れる脳を育てるべきなんでしょう。
たぶん、それがベスト。
でも、すぐにはできないから対症療法で。