9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

続「ボーッ」

昨日の続きみたいな話。

 

ボーッとしてばかりでもなー、と思い、窓辺に行って本を読みはじめて。

3ページ目の終わりあたりで。

いきなり「降ってきた」のです。

書きたい作品の冒頭の一行が。

 

これはいかん!

にわか雨に洗濯物を取りこみに走るお母さん、みたいな勢いでパソコン前に戻り、いちばん早く文章を書き留めることができるテキストメモサイト(というのだろうか?)に飛びました。

 

降ってきた一行目を入力し、連鎖的に流れ出てくる文章を一気に書き取って。

あとで調べたら原稿用紙5枚半だった。

(文字数で話す人も多いのでWordに聞いてみると1734文字だった。へー! ちなみにこの記事は998文字です)

体感では10分くらいだけど、実際はもう少しかかっているはず。

すっごく気持ちよかった。

 

読みはじめた本の中の、とある要素が触媒みたいになって、パーッと反応がはじまった感じの今回。

その前日にも、別の本で同じようなことが起こりました。

その作品の中のたったひとつの名詞が、自分が書いている作品(こちらはすでに書きはじめているもの)の穴を埋めてくれた……

いや、穴ではないな。

なくても、ストーリーに影響ないから。

入居したての部屋の白い壁にタペストリーをかけたら居心地がよくなった……そのままでも暮らせるけど人を招ける部屋になった……そんな感じ。

 

作家さんたちは、いろんな表現をされますよね。

降ってくるとか、湧いてくるとか、天と指がつながってそこから言葉が出てくるとか。

「自分の意思ではない」みたいに。

 

コントロールできる方もあるのかもしれないけど、わたしにはできません。

今回はたまたま「本の中の何か」がきっかけだったけど、いつどこで、どんなふうにその反応がはじまるのか、わからないのです。

唯一の対策は、いつどこではじまっても「メモれる環境」を作っておく、くらいかな。

それができないとき(揚げ物の最中とか)は、脳内テレビをビデオに切り替えて、くりかえし再生しつづけるのです、忘れてしまわないように。

 

上記の「5枚半」がそのまま作品になるかどうかは未定。

最初に書いた文章がまったく残らないこともよくあるので。

でも、「雪玉」にはなる。

転がしてくと育つはず。

♪雪だるま作ろう。←アナ雪?

 

降ってくるとか、雪だるまとか、さすが気象予報士に憧れ(て挫折し)ただけのことはあるなー。

(何度テキストを読んでも「静水圧平衡」で止まるわたしだった…)