長いこと……25年くらい前からしばらくのあいだ集めて、適当に並べていた文庫版の「サザエさん」をこの週末、初めて整理しました。
文庫版のシリーズは(たぶん)全45巻。
見つけるたびに買っていたため、重複しているものが5巻分もあったのですが、1巻だけ買っていませんでした。
整理していなかったせいで、その巻がない(番号が飛んでいる)ことにも、今まで気づいていなかったのです。
もう中古でしか手に入らないけど、注文しました。
これで内容的にはコンプリート……なんだけど、娘たちや姪たちが読んだ際にカバーをなくされ、らくがきされてしまった巻もあるので(カバーにも漫画が載っているので)ほんとの意味のコンプリートじゃないのだな。
あ、その巻も探して買い直せばいいのか……。
「サザエさん」を読んでいると、わたしが生まれる前の話に、現代と全然変わってない部分を見つけたりする。
(妻の家族ととってもいい関係の)アニメと違って、マスオさんが結構、生活上の愚痴を吐いたりするのもリアルでいい。←ドキッとしたりも。
でも、集めはじめたのは「なつかしさ」から。
子どものころに病院の待合室で読んだものとか、「ああ、これ、知ってる」みたいなうれしさをくりかえすうちに、コンプリートに近づいたのでした。
数年前に出た(未収録作品の?)シリーズも買っちゃった程度には好きなのです、「サザエさん」。
もう、アニメは観てないけど。
・・・
重複していたうえに、カバーがないのでこのあと処分する巻には、わたし自身の落書きもありました。
内容的にお見せできないのだけど……たぶん雑誌からの童話の依頼の電話を受けたとき、手元にあったのがそれだったんだと思います。
「2月号」
「4~5枚」
なんて、走り書きがある……。
前後の号に載る作品のタイトルらしきものもメモしてあります。
たぶん「ネタがかぶらないように」先方に聞いたんだと思う……わたしならやりかねない。
とっさのメモを受けてくれてありがとう&ごめんなさい、サザエさん。
(別の仕事では、そのときそばにあったティッシュの箱にメモしたことも……。突然の電話でテンパると、そういうことをやっちゃうらしいです)