前提として、「わたしは寝つきと寝起きがいい」。
ベッドに入れば、おそらく1分もたたずに眠っている。
ベッドではなく、和室の真ん中に布団を敷いていたころは、和風ペンダントライトに長い紐をつけておいて、「横になる」「紐を引っ張る(明かりを消す)」「そのまま眠っている」という感じだった。
ベッドに変えてからはそれができなくなったけれど(それまでと位置が違うので明かりを消してからベッドに入る)枕の上でスマホでゲームをしていても、そのまま寝落ちできるほど寝つきがいい。
「なかなか眠れない」ということもあるけれど、年に何回かというレベルなのだ。
寝つきがよく、寝起きもいい……ので、平気で夜中に起きてしまう。
なんとなく目が覚めてくる……ではない。
「パチッ」と覚めてしまう。
以前から書いているように(夜9時過ぎに寝るから)「2時を過ぎていたら起きだしていい」と決めているのだけれど、一度目が覚めた後の寝つきもいい(二度寝も可能)。
サクサク寝つく代わりに、あっという間に起きてしまうので、日ごろの睡眠時間は6時間台なら「いいほう」だ……が。
いろんな人やいろんな本が「睡眠は大事」と説く。
8時間眠れ、なんていう。
少なくとも7時間よ、とか。
睡眠中に成長ホルモンが出るとか、脳のためにいいとかいわれたら、トライせずにはいられない……ので、やってみた。
9時前に、ベッドに入る(そうすれば9時くらいには眠っている、という計算)。
アラームは通常どおり、朝の4時。
スマホはさわらない。
暗い中で、ただ目を閉じる。
これで、アラームが鳴るまで眠ったら「7時間」である!
ところが……年に何度かしか訪れない「眠れない夜」だった。
輾転反側。
困りごともなく、悩みごともなく、仕事のことも考えず、ひたすら楽しい妄想などしてみたのに……普段ならそんな妄想をしたくても起きていられないのに……。
たまりかねて時計を確かめたら、一時間たっていた。
その後、「暑いのかも」と思って毛布を減らしてみたり、喉が渇いたかと疑って、ぬるま湯を飲んでみたり(←寝る前に沸かしておく習慣)。
全然ダメだった。
諦めて、スマホを手にしたら……眠気がさしてきた。
条件反射、かな?
それでも寝落ちはできず……おそらく、眠りに入れたのは11時もかなりまわってからだったと思う。
そして、4時のアラームで「すっきり」目覚めているわたし……。
睡眠時間は5時間にも達しない。
寝る前にスマホとか、見てはいけない(よい睡眠のために)といろんな人が言っている(本に書いてある)。
わたしは、どうしたらいいんだろう。
これまでのように、枕の上でゲームしつつ、数分で寝落ちするほうがいいんだろうか。
今夜以降もあれこれ試してみるつもりではあるけれど……不安だなー。
それにしても、夜の2時間強。
そのまま起きていれば、映画一本観られたなとか、講評の草稿を書くこともできたなとか、「もったいない」と思ってしまう。
2時間以上も「眠れないストレス」にさらされるなんて、カラダに悪いよね。
(結果論だけど、起きだして仕事したほうがよかったのだと思う。普段ならそうしていたはず。なまじ「7時間睡眠作戦」と思っているので、諦めきれなかったのだ)
7時間、ベッドにいられることはめったにない。
だからこそ、しばらくは7時間を目指してみる。
とはいえ。
スマホのせいで(脳が休まらず)目覚めが早いのかな、と思っていたのに、スマホを片付けると寝つきが悪い(かもしれない)というのは大問題です……まいったなー。
(唯一よかったのは、ブログの記事のネタができたこと、です;;)