9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

わたしは進歩しているか?(受講生として、講師として)

年末なので、後日譚シリーズを続けます(開き直り)。

 

今年の「わたし的事件」のひとつは「エスペラント語の中級講座の受講」だと思います。

ホントは、初級講座からやったほうがいいくらいの「実力」なのに。

gotomiwa.hatenablog.com

でも、わたし、高校時代と20代、すでに2回、初級講座を受けているので、

「ついていけなくても、むずかしいところにしがみついたほうがいい」

と思ったのです(で、ベテランの方ばかりの読書会にも入れていただいた)。

 

今年は、中級講座(通信)もはじめることになったわけですが。

勉強するって、おもしろいですね。

 

テキストは小説等々の一部分を使っていて、

「分割されたエス文の音読、各10回」(ただし、誰も聞いていないのでミスっていても自己責任)

「指定された語を使ってのエス作文」

「朗読音声を聞いての書き取り」(次の課で勉強する文章。予習というか、心構えができる?)

が主軸です。

 

わたしがいちばんに、「これ、楽しい!」となったのは「書き取り」。

全然聞き取れない単語が、何度か聞くうちにわかったり、文脈から推理して見つけたり(←聞き取ってへんがな…)。

ミステリーみたいなんです。

楽しすぎて、課題が遅れたほど……。

 

次に「楽しい!」となったのは、音読。

先生は最低5回読みましょうとおっしゃるけど、わたしは「受講料がもったいないので」(真面目だからじゃないよ)ちゃんと10回読みます。

それで気づいたのは、前の課で「書き取り」をした文章ほど音読がしやすいということと、初見では意味不明な文が5回目あたりから理解できてくるということ。

特に後者は、ミラクルなんです。

ぼやけていた輪郭が、ふーっとクリアになる感じ。

最近、その瞬間が来るのを楽しみに音読してるわ……。

 

最後が、作文。

このブログをごらんいただければおわかりかもですが、エス作文も基本、

「いかにしょーもないことをいうか」

を基準に考えているので……まぁ、ほとんどの場合、成功しないのですが、そのことが楽しいのです。

(「鏡よ鏡。っていったら、映すのを拒否した鏡が粉々に」みたいな作文に、先生が◎をつけてくださって、ハッピー♪)

 

講座修了には非常に時間がかかりそうですが(まだ3分の1だもの)この、

「できる、わかる、変わるのが楽しい!」

という気持ちを、童話の添削講座の受講生さんたちが感じてくださるのだろうか、というのが、実は(エスペラント中級講座の)裏の課題なのです。

……わたしだけの、ですけどね。

 

「ダメ出しと励ましのgotomiwa」というのが、わたしのキャッチフレーズなのですが(って、どこかに書いたかな?)そこから先……受講生さん自身が「わたし、書けるようになったなぁ」と感じてもらえるんだろうか、というのを考えているのです、最近。

これは来年の……いや、60代の課題かもしれません。