9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

古い仕事を探す朝

ずーっと、頭の隅っこで気にしていることがあった。

具体的には書けないけど……「まちがってはいない。でもカッコ悪いから変更したい」みたいなことだ。

 

10年以上……いや、15年以上か……そのままなんだから、今さら変えなくても、という気持ちもあるし、実際、先方にもそういわれそうだ。

しぶられたら、そこをさらに押す元気はないかも……。

 

頭の隅っこにあったものが、昨夜ふと、おでこの真ん中あたりに浮かび上がってきて、「これ、改善してください」とお願いしようと思った。

とはいえ、当時の成り行きを説明できないと……と思い、今朝は、過去のファイルをさかのぼってみた。

何しろ、「それ、ほんとにあなたがやった仕事ですか?」と聞かれたら困るくらい、自信がない……記憶が曖昧……。

だから、「そうなんですよ」とにっこり断言できる資料がほしくて。

 

その仕事が西暦何年のことかさえ怪しかったので、それを確認するところから。

(12月から1月にかけてだったので、探すのによけい手間取った。「会議のあと暗い中を自転車で帰った、慣れない道で怖かった」という強烈な記憶はあるために「12月」ばかり検索していたけど、手掛かりが見つかったのは翌年「1月」のメモだった)

 

とにかく、当時の、担当者さん(名前を忘れていた)とのメールのやり取りも見つけ出すことができた。

アプリケーションが壊れて読みだせなくなっていた、当時のメーラー(Edmax)の送受信のテキストが保存されていたから。

 

そうだそうだ、最初は先方から突然メールがあったんだ……。

担当者さんの名字の読み方は、こうだったんだ(漢字を見ただけでは正確に読めない)。

打ち合わせや会議で、何度か会ってるんだ……(顔も思い出せないけども)。

 

疲れ切って、今はそこで止まっているけれど。

「改善」を頼もうと思いついた昨夜は、今すぐに電話して直談判だ! みたいな気持ちでいたくせに。

(落ち着いてメールを書けばいいかなー、くらいのテンションになっている今朝)

 

それはそれとして、当時の日記や送受信メールを遡っていたら、なつかしい名前がいっぱい出てきて……。

メールの内容は読んでいないけど、数年分の仕事が「走馬灯のように」思い出されてきて、それで力が抜けちゃった……のかもしれない。

関係がうまくいかなった編集者さん、すでに退職or異動された編集者さん、もうこの世にいない作家友だち……そんな名前も見てしまったしね。

 

外付けハードディスクの中を捜しまわって、やっとたどり着いた「はい、わたしの仕事です」という証拠。

やはり、何とかせねばなるまいな。

気力が復活したらね。