9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

考え、考え直す添削講師

先日、twitter(頑なにそう呼ぶ)に、こう書いた。

 

この方、どういう人物かしら?」と、うまく間合いを計れずにいる方から『すてき原稿』が届くと、一気に「きゃあきゃあ」うれしくなってしまう…… あかん。 クールな講師に、わたしはなりたい。

 

そもそも、うれしくなっていいのか……?

そのあたりは「いいんです」といいづらい。

わたし自身は、すぐに好きになり、すぐに信じてしまう自分を、それなりに認めちゃって、許しちゃっているけれど。

 

それで騙されつづけていたことも何度かあるし、「すぐに信じちゃう」のは、相手に無関心だから(深く関わろうとしないから)かもしれず……。

つまり、欠点なのだろうとは思うのだけど。

 

添削講評の仕事は、それまで知り合う機会もなかった「赤の他人」の心の中……人柄と呼んでもいいかも……を垣間見る仕事だと思う。

(「仕事は……仕事だ」という悪文の例)

たまに、人生相談を受けている(カウンセリングしている?)気分にもなるくらい。

日々、その仕事をしているわけなので、「無関心ゆえに深掘りせず、すぐ好きになり、信じてしまう」くらいがちょうどいいのかもしれないなー、なんて思ったりもする。

 

文は人なり

恐ろしいのは、「書いた原稿で、誰かに好かれたりしてしまう」ってことだと思う(それは、イコール「嫌われる」こともある、なわけで…)。

にじみ出るというか……ごまかしきれないんだろうな、「書き手」としてのわたし、「講師」としてのわたしのことも。

 

「この人とお近づきになりたいわ」と思われる人間になって、それが文章からバレてしまう(いえ、にじみ出てしまう)……。

そうなりたいなーと考えている時点で、バレるのはその「なりたい欲」のほうだよなー……。

 

いろいろ考えたり、考え直したりする日々です。