9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

結婚30年、初めての激白…

「わたし、お皿拭くのが嫌いやねん! 大っ嫌いやねん、実は」

 

お皿を洗うのは、嫌いじゃないです。

好きといってもいいです。

水遊び的な感じで、好きです。

流れる水に手を浸しているのは気持ちがいいし、「水音」はアイデアを呼び覚ましてくれるし。

 

だから、全自動食器洗い(&乾燥)機がほしいと思ったことはないです。

お皿は手で洗ってもいいのです。

けど、自然乾燥がいい。

地球の重力と乾いた空気に身を委ねてほしい。>皿たちよ

 

でも、新婚当初、義母に「こういうのが便利よ」といわれてお皿拭き用の布巾を手渡されて以来、うやむやのうちに「皿は拭くもの」ということになってしまったのでした。

はい、これは嫁の愚痴ですよ(スルー推奨)。

 

今でも、スペースがあれば、食器「乾燥機」だけは欲しいくらい。

そのくらい、「皿を拭く」のがイヤなんです。

やってるけどね。

(放置するのはもっとイヤなので)

 

そんなわたしが先日偶然CMを見て、買ってしまったのが、これ。

magica.lion.co.jp

ダジャレじゃないけど、「マジか!」って思った。

 

なんていうか……「ああ、皿拭きが嫌いな人って、一定数(商品化できるほど)いるんだ」ってことがうれしかったですよ、30年、口に出せなかったわたしとしては。

買ったその日に、夫にいったもんね。

印籠みたいに見せながら。

「わたし、お皿拭くのが嫌いやねん! 大っ嫌いやねん、実は」

 

とはいえ、この洗剤の効果(?)は不明です。

義母とふたりの食事なら、食器は少ないからさっさと拭いて片づけるほうが楽だし。

夫が一緒のときは、わたしが洗うそばから夫が拭いていくし。

 

だから、この洗剤の最大の効果は、

「30年我慢してきたことを告白できた!」

ってことだと思います。 

400で割る

パソコンで書くのが当然になった昨今、原稿の量も文字数で表現することが増えました。

でも、文学系の公募などではまだまだ、字数×行数×枚数とか、400字詰換算とかで数えているようです。

(400字詰め原稿用紙自体は使わないのに、です)←使わなくていいんですよー。

 

わたし自身も、原稿用紙なんか使っていないくせに、その枚数でないと量が捉えられません。

 

趣味で書いているシリーズの総文字数(スピンオフ等を含む)が100万を越えていると知ったときも、わたしは割りました、400で。

1,000,000÷400=2,500

だそうです(電卓がそういった)。

 

読んでくださったみなさんにしか通じない記事になってしまって恐縮ですが、わたしのYA! ENTERTAINMENTは、一冊がほぼ250枚です。

(「ボーイズインブラック」は全4巻だから、1,000枚ね)

YA! は合計8冊出していただいたので、2,500枚ってことは、それよりちょっと多い感じかー、そうかー…(しみじみ)。

 

で、そのシリーズ。

100万文字書いても「はー、もー。疲れたー」みたくならないんだから、わたし自身と相性がいい世界なんだと思います(他人事みたいな表現で恐縮ですが)。

たぶん、もうしばらく続きます。

「遅刻」

競馬シリーズ(ディック・フランシス)ふうのタイトルをつけてみた(意味はありません)。

 

・・・

 

二夜連続で「遅刻する夢」を見た……。

どちらもまったく違う人物なのに、夢の中では「わたし」だった……。

 

一夜目のわたしは、女子高生だった。

いま思うとアニメ的というか、二次元的な夢だったのかも。

講談社のYA! ENTERTAINMENTで「Hシリーズ」と呼ばれる作品を書いたことがあり、その主人公のひとりみたいなビジュアルの女の子だった……「わたし」が。

その世界では弟がいて、内容は覚えていないけれど、何か話をして、遅刻しそうだからと通学カバンに荷物(教科書?)を詰めているところで目が覚めた。

 

二夜目のわたしは狭いアパートに若々しい母親(実母とは似ても似つかない)と暮らすハタチ前くらいの娘(わたし自身ではない)だった。

朝帰りしたらしき母親と(ちゃぶ台で)朝食中のわたしが会話している場面があって、わたしがふとドアの外に顔を出すと、同級生たちが廊下をぞろぞろ歩いていって、自分が遅刻しかけていることを知る……。

部屋に戻って、

「お母さん、あと15分で学校がはじまる」

と隣の部屋へのドアを開けると、そこは浴室で、泡まみれの裸身が…(ナイスバディだった)。

母親に声をかけたわたしは、通学用のトートバッグの中身を点検する。

要らないものがいっぱい紛れ込んでいる……誰が見ても要らないとわかるものばかりだ……商品を取りだした後の空っぽのパッケージとか。

バッグの中の半分が、そんな感じ。

浴室から戻ってきた母親が、それを見る。

「あたしも、あれ、捨てといてあげたよ」

「ありがとう」

なんて会話をするうちに、目が覚めた。

 

・・・

 

説明が長くなってしまった……すみません。

二夜とも、設定が違っていた。

めずらしく、わたしが夢の中で「わたし」と認識している人物が、わたし自身とは似ても似つかない別人だった。

「家族」も、現実とは違っていた。

わたしには弟がいないし、どう見ても20代みたいな「ぽん、きゅっ、ぽん」の女性と暮らしたこともない。

 

なのに、「このままじゃ学校に遅れる!」と焦る点だけが共通……。

いったい、わたしに何が起こっている(これから起こる)のでしょうか?

ドキドキするわ……

にこにこパン

その朝、冷凍庫内を圧迫している(食べきれなかったので冷凍した)食パンを消費しようとして、不意に、

「昔よく食べていた、あのパン」

が頭に浮かんだのです。

「名前があったと思うんだけど、なんて呼んでいたっけ?」

そこまでは思い出せなかったのですが……レシピ(というほどのものではない)はすぐに蘇りました。

 

トーストにマスタードを塗り(バターはなくてもいいと思う)、わざと黄身をつぶして焼いた「目玉」じゃない目玉焼きをのせ、ケチャップをかける。

 

ケチャップで「自然に」顔を描いていて……思い出しました。

たぶん、これ、「にこにこパン」と呼んでいたよね?

 

親に「早く嫁に行け」と責められ、お見合い写真攻撃をかわしながら(ときおりかわしきれず)隠れて小説を書きまくっていた時代、同人誌(文学同人のじゃなくて、コミケとかで売られるもののこと)でその作者さんが紹介していたのが、この「食べ方」だった…と思います。

わたしが開発したわけじゃなく、ね。

 

なつかしい……。

書くためのエネルギーが全身からあふれかえっていたころの話です。

書きまくった、としか言いようがない日々。

ディスプレイが「20文字」のワープロで。

今でもたまに、わたしのことを「いっぱい書く人だ」と思ってくださる方がいますが、当時は、今(デビュー後)の比じゃなかったな。

 

あー。

ところで両親との関係、20代半ばは最悪でしたが、今はごく普通に仲良しです。

 

f:id:gotomiwa:20200620072224j:plain

瓶入りケチャップを使っていると顔がうまく描けないのですよね……(今はチューブ入り)

 

カラダが覚えてた

先日(わたしにとって非常に)必要緊急なできごとがあり、三か月以上ぶりに電車に乗りました。

 

今月初めに通常の通勤が再開された夫から「以前のように混んでいる」とは聞いていたので、乗客の多さ自体には驚きませんでしたが、

「電車がホームに入っていくと、待っている人が全員マスクをしている」

という情景は、わかっていてもギョッとする感じがありました。

 

三か月も電車に乗らないでいるあいだ、こう考えていたのです。

「わたし、乗り方を忘れちゃってるかも」

 

でも今回、「今から行くわ」となってみて、わかりました。

自転車の乗り方みたいに、カラダが覚えてますね。

乗り換え時間の調べ方も、交通ICカードの使い方も、実際の乗り換えの仕方も。

家を出るまで数分だった…だから、手順・道順を思い出す余裕もなかったけど、出かけてみれば、迷うこともありませんでした。

(めったに行かない…数年ぶりのルートなので、慣れない駅でちょっとくるくるしたけど)

 

とはいえ。

こちらの感覚的には三か月のブランクがないのに、世の中は変わっていた…というか、

「え、こんなとこ、工事してたの? いつから?」

「いつ、あんな大きなマンションができたっけ?」

という、プチ浦島太郎な驚きはありました。

 

年内には、会議くらいの上京ならできるかなぁ。

もっとも、ほとんどの会議はwebですんじゃうのかも…?

もう、どかどか上京する生活には戻らないかもしれない、そんな気もしているのです。

発酵小豆

「発酵あんこ」という言葉を聞いたときの反応は「ナニソレキモチワルイ」でした。

甘いあんこを発酵させて「酸っぱくする」のだと思ったのです。

 

まちがい。おおまちがい。ごめんなさい。

 

砂糖なしで煮た小豆に米麹を混ぜて「発酵」させたもののことでした。

ですから、「発酵小豆」と呼ぶほうがいいですね。

 

「そうやったんや!」と思い、早速作ってみました。

といっても、小豆を「(甘くない)あんこ」にしてくれたのは、ホットクック。

8時間保温して発酵させてくれたのは、ヨーグルティア。

西京味噌」と作るときと同じ最強タッグなのです。

 

発酵させたらほんのり甘い、などと書かれているのですが、できたてを食べてみても想像したほど甘くなくて、失敗したかなと思っていました。

ビジュアルもつぶつぶしていてよろしくないので、西京味噌と同様、ブレンダーで滑らかにしてみました。

それから食べてみると、びっくりするほど甘くて。

(粉砕したせいというか、麹と小豆がよく混ざったからかも)

これなら、知らない人は「甘さ控えめのこしあん」と思うんじゃないでしょうか。

 

からだに良い、といわれていますが……

どうかな? 何がいいのかな?

とりあえず、3等分して、義母とわたし、それぞれのおやつ用に。

残りは冷凍保存にしました(あまり日持ちはしないみたいなので)。

 

f:id:gotomiwa:20200618183948j:plain

発酵前、混ぜたところ。発酵後もビジュアル的には似ているので、写真は省略します。

 

f:id:gotomiwa:20200618184044j:plain

スティックブレンダーで「こしあん」状にしたところ、です。

 

大型マスク爆誕

アベノマスクと呼ばれているガーゼのマスクが数日前、とうとうわが家にも届きました。

住人3でマスク2という微妙ないただきものですが、ほかのふたりが使わないというので、わたしが使うことにしました。

 

でも給食当番用みたいで、見るからに小さいし……フラットなマスクは苦しいんじゃないかな? いくらガーゼでも。

(はい、わたしの鼻が高くないので)

 

児童文学作家の沢田俊子さんが大きなサイズに作り変えていらしたので、わたしも真似をしてみました。

このマスクは、一枚のガーゼを折って作ってあります。

縫い目をリッパーでほどいて広げ、アイロンをかけ、たたみ直して再度縫うだけです(その前に洗濯もしてあります)。

けっこういい加減に縫いましたが(わたし裁縫下手なので。←ドクターX)白地に白糸なので目立ちません。たぶん?

 

早速、このマスクで買い出しに出かけました。

いいです。

顔半分、覆ってくれます。

平面マスクだけど、空気がよく通るので苦しくなりません。

マスクの中に汗もかきません。

言い換えれば「ウイルスを止めてくれない」ってことですが、買い物だけ(誰かとおしゃべりするわけではなく、距離も取れる)なら十分です。

それに、このマスクは上下を縫っていないので、必要に応じてペーパーをはさむこともできるのです。そういう使い方をしてもいいと思います。

 

沢田さんのサイトは日記ひとつひとつにリンクができないので、TOPのURLを貼りますね。

今月と5月の日記から、マスクの話題を探してください。

5月20日と6月11日です。

www.tombo-road.jp

f:id:gotomiwa:20200617152519j:plain

二枚とも改造してしまったので元のと比較できなくて、すみません。