今週のお題「懐かしいもの」
これがたまたま、はてなブログのお題なのですが……
昨日の記事、本題ではないのだけどリンクした記事の中に「マイ・ファースト・ワープロ」で印字した文章の画像がありました。
それを目にしたせいかな、と思います。
入浴中(なぜ…?)突然「だつで」という言葉が脳裏に浮かんで、なつかしくなりました。
(というわけで、お題に沿ってはいるけれど、わたしにしかなつかしさがわからないものの話、であります)
マイ・ファースト・ワープロは、あまり漢字を知らない子でした。
ちゃんと数えたことがないし、わたしが呼び出せなかっただけかもしれないのですが。
少なくとも「熟語」の数はあまり知らなかったようです。
「だっしゅつ」と入れても変換されないので「だつで」と入れて、「脱」と「出」を出したり。
「弾丸」も変換されなかったなぁ。
だから「はずまる」と入れて「弾」と「丸」を出し、弾丸を作って(不穏?)いたのです。
これらはまだ、漢字自体が見つかるからよかった……。
「完璧」の場合は、「璧」の字が見つかりませんでした。
だから、「かんかべ」と入れて「完壁」という熟語(?)を印字し、「壁」の字の下の「土」に手書きで『点と線』を足して「玉」にしていたのです(松本清張もびっくり)。
いま思うと、涙ぐましいというか逞しいというか。
当時のわたしのほうが今のわたしよりずっと賢くて、根性があった……いえ、「情熱があった」というべきなのでしょう。
あまりにもがんばっていたから(?)今でもフッと、当時の言葉(だつで、とか)が浮かんでくるのでした。
上記のような例がいっぱいあった気がします……忘れていることのほうが多いのかな、さすが老女(誉めてません)……ちょっと淋しい……