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夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

上京初体験!

「え、タイトルに偽りあり、だよね? 月に二回くらい上京してるよね?」

と思われた方もあることでしょう。

(そうですね、4回上京した月もありますね)

 

実は、8月の上京機会ってもともと少なくて(理事会もないし)。

大きな企業が夏休みに入る今日、さらにコミケの最中、こんなときに上京するの、たぶん初めてです。

(ちなみに創作教室です。神楽坂の日本児童文学者協会事務局にて)

 

今日の新幹線の切符、取るのもドキドキでした。

予約開始前から「サイトが混むぞ」といわれていたし、いざ予約、となったら、初めて「混みあっているのでしばらく待って」という表示を見たし(待ちましたよ、数分だけど)。

 

さらには、先日こんなメールも。

「お盆期間の東京駅(特に東海道新幹線の中央/南乗換改札口)は大変な混雑が予想され、改札内への入場に時間がかかることが予想されます。東京駅へは時間に余裕を持ってお越しください」

(どうでもいいけど「予想され」が二重になっているぞ、添削したいぞ)

 

これ、あれですよね。

ニュースを見ていると、新幹線は乗車率100%越えで、ホームにいる家族がインタニューされて、

「これから、どこに行くの?」

「おばあちゃんち!」

みたいになるヤツですよね。

 

わたしは(朝は)上り=反対方向だし、帰りは夜なのでそこまで混まないと思いますが、いつもの土曜日と違うんだろうなぁなんて、ドキドキしているのです。

(いや、名古屋駅も混むはずなので、対策しないと。通常の土曜日でも、駅のトイレは長蛇の列だし)

今回はめずらしく、帰りの指定席も取りました。

夜だけど、万一「デッキにも乗客たちが」みたいな状況だと、立って帰るのに慣れているわたしも、さすがに窮屈な1時間40分、ということになりそうだからです。

 

さて、わたしは無事に「往きて還りし物語」できるのか。

前回の創作教室は、名古屋に着いてから階段を踏み外す(捻挫する)というアクシデントがありましたので(その後、別件の上京では無事でしたが)あえて同じ靴、同じ靴下で出かけようと思っております。

創作教室にこの靴で行くと危ない、的なジンクスを残したくないからです。

感熱紙

それが「次に捨てるもの」……の予定です。

 

ワープロ時代、原稿の試し刷りが感熱紙に「うんと小さなフォント」だったことがあるんです。

A4横置きで三段組、とか。

それがまだ、一部保存してあるの。

 

四半世紀前の感熱紙なんて、老眼じゃなくても解読できないくらいの状態です(文字自体は消え去っていませんが、ちょーうっすらです)。

それでも、すでに当時のフロッピーはないし(どうせ読み出せないから処分済み)、記録としてはその感熱紙しかないし、という気持ちがありました。

 

そう。取っておけばいつか仕事に使えるかもしれないし、という気持ちが。

 

いや、それはあかん。

あかんやろ。

作品は「新たに」書くものや。

四半世紀前のネタに頼らんとあかんようになったらおしまいやわ。

 

…という、内なる声(?)に従って、捨てることに決定しました。

それに、薄れた小さな文字を読み返さないと思い出せないようなネタなら、いま書く価値もないしね。

 

今日も明日も別の仕事があって「お片づけ」はできないので、「次はこれ!」というToDoメモを兼ねて、ブログに書きました。

日給付き(嘘)お片づけ大会

この一週間で、いちばん大きなサイズの可燃ゴミ袋、3つ分の「紙類」を処分しました。

 

実はわたし、ちょっとしたお金をあちこちにしまいこんでいるらしくて(←自分のことなのに)片づけものをするたびに見つけてしまうんです。

手紙の整理をしていたら、現金封筒に入ったままの原稿料(源泉徴収も確定申告もすんでます)が……なんてことがあったり。

 

春だったか、かの「こんまり」さんの、

「古い通帳をとっておいてもお金は増えません」

という言葉を読んで、引き出しいっぱいに溜まった(独身時代のとか新婚時代の家賃用とか娘たちの給食費引き落とし用とかも含めて)数十冊の使用済み通帳をシュレッダーにかけたのです。

その際も、しまったまま忘れていたお金(これは家族間で移動したもの)が。

 

そういうことをこれまでやりつくしているので、「もう、ないやろ」と思っていたのです。

が、ありました。

今週も、ありました。

なぜここに?

なぜ、前回の片づけ時に発見を免れた?

自分でも、わかりません。

もしや、小人さんが知らないうちに? と思いたくなるレベル。

 

片づける(物を捨てる)と、その分のスペースに「いいこと」が舞い込んでくる、なんて、いわれていますよね。

袋3つ分、舞い込んでくるといいな。

と思っていたのですが、まさか出てきた「お小遣い(日給?)」でチャラなのかしら。

 

ちがうよね?

結局、名刺を

先月、こんな話を書きました。

gotomiwa.hatenablog.com

そのまま迷っていたのだけど、たまたま別の印刷会社の広告が何かの折りに出てきたので、試しにそこに飛んで、デザインしてみました。

デザインができたので、オーダーもしてみました。

 

前回のほうが「赤さ」も紙質も好きだったのだけど(そして安かった)、さすがに「ここにちょっとミスが」と言い訳しながら名刺交換できるとは思えないので。

 

今度は、まちがっていないはず…。

 

専用用紙とプリンターを使って、名刺を自分で作っているころ、使う色は主に「緑」でした。

緑色が好きなのです。

でも、この夏の名刺は「赤」系。

TIGERから、BUNNYへ、みたいな~)←どうでもいい一行

 

「赤」なのは……これまで使ったこともない色合いにしたのは、「これまでと違うことをしよう」と思っているからです。

「違うこと」といいつつ、やっぱり好きな色は選んでしまうのだけど。

(つまり、緑の次に赤が好き、みたいな感じ。緑×赤、というクリスマスカラーの組み合わせも好きだけど、さすがに名刺でそれはできなかった…)

 

理事を務めさせていただいているので、名刺にも「理事」と入れることにしました。

(以前は「会員」と入れたりしてた)

20年近く前、「入りなさい。(作家としての)自覚が生まれます」といわれて会員になった児文協…。

(自覚らしきものが生まれたのは、もっと後の別のできごとがきっかけだったけど)

 

この名刺の肩書き(というのかな?)は、改めて「自覚」するために入れました。

 

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ゴシック・明朝以外の書体を使うのも、わたしにはめずらしい。ビジネスで使うなら、明朝にしとくべきだったかもしれないけど。←気づくの遅い

 

「自撮り」……奇跡の一枚を目指そうか

「最近、自撮りにハマってるんです」

っていったら、瞬時に18名くらい、ドン引きしそうですが。

 

ま、いいや、ハマってるのはホントだもん。

(とはいえ、月に一度くらいしかしませんが)

 

正確にいえば、大っ嫌いだった自分の声や顔に「慣れようとしている」の。

今、努力中です。

死ぬまでコンプレックスっていうのも、なんかエネルギーもったいないなー、と思って。

 

まだまだスナップ写真(デジタルでもそう呼ぶの?)とか動画(映されたもの)とかは見られないけど。

だんだんに慣れていけるといいなぁ。

 

先日、勝間和代さんのブログで、アウトカメラ、インカメラという言葉を知りました。

スマホのカメラって、あっちとこっち(大雑把な表現)で性能が違うとか?

そんなこと、考えたこともなかった(当然同じだと思ってた)。

 

試しに撮り比べてみたら、やっぱりインカメラのほうが性能が低いのかも? と思えました。

アラまで写らないというか、肌がきれいに見える気がする。

あくまでもアウトカメラに比べて、ですけど、ありがたい。

 

撮るときには、時間が許す限り、いっぱい撮ります。

失敗写真(ブレとか、半目とか)を消したりする作業のあいだに、自分の顔に慣れていく、という作戦です。

フィルムカメラじゃない気やすさで、一気に何十枚も撮影してみると、奇跡の一枚、にはほど遠いけど、まれにかわいく撮れたりするんですよ。←聞き流してください。

「ややや! おぬし、かわいいではないか」と思って、くりかえしながめてしまったりするんです。←聞き流してください。

 

奇跡の一枚を目指して、またいつか撮りまくります。

ホント、楽しい♪

文章に目覚めさせてくれた「文章の冒険」←目覚めただけ。

片づけもの(いわゆる断捨離ですね)をしていたら、なくしたと思っていた本などがごっそり見つかったのですが、そのうちのひとつが雑誌の切り抜き(切り取り)でした。

 

自分で表紙(?)をつけて、その部分だけ綴じて保存していたのです。

(もう、綴じ目がばらけそうになっています)

 

中の記事のいくつかから判断すると、1978年の「宝島」7月号らしいです。

なぜ、わたしがこの雑誌を手にしたのか、まったく記憶にありません。

「文章の冒険」という特集のタイトルに心惹かれたとしても、発売時ではなく「古書」だった可能性もあります。

 

特集の内容は、記号の使い方とか、比喩のこととか、文体についてとか。

 

片づけものの最中だったので、ちゃんと読み返さなかったのですが、わたしにとっての目覚めの書(特集記事)……最初の「文章術バイブル」だったことは確か。

ここから、本多勝一さんの「日本語の作文技術」に進んだりしたわけです。

 

それ以前のわたしも「お話」が書きたかったし、書いてみたりしていたけれど、いま思うと「それはあらすじです」というしかないようなシロモノでした。

(中2のころに書いたものなんて、特にそうだった。あらすじとセリフみたいな。高校初期は「書きたいシーンだけくりかえし書く」という感じ)

 

ストーリーの最初から最後まで、拙いながらも「文章で」書けるようになったのは、確かにこの特集より後なので、当時のわたしにとって(というか、わたしの創作生活にとって)大切なものだったのだと思います。

 

今、添削講座で記号の使い方とは説明することが多いのですが、その原点もこの特集にあったのだなぁ。

感慨深いです。

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表紙をつけたセロハンテープが変色している(というか、もう粘着力も危うい)のです。

「龍使い」になれる本(大杉日香理・著)

という本を、ちょっとしたご縁があって、読みました。

実は「龍使い」になりたいと思って読んだわけではないのですが、読んでみたら、自分がかつて「龍使い」だったことを思い出したのです。

 

 

「いやいや、ゴトウさん、現実と作品は区別しましょうよ」

そう思う方もあるでしょう。

 

でも、十年以上前にネットでお友だちだった方なら、わたしがよく龍を見つけていたことをご記憶かもしれません。

それは雲だったり、ふと足を踏み入れた隣町の神社の「木」だったりしたのですが。

 

とにかく、そのころは龍探しをよくしていたのです。

そのころ、というのは「青い鳥文庫」と「YA! ENTERTAINMENT」を書いていたころ、ですね。

それが証拠に、というのも変ですが、青い鳥文庫(Fシリーズ)の1巻目「ステラの秘密の宝箱」の原題は「竜の腹を駆けぬけろ」だったんですよ。

(コンテナ列車的な宇宙貨物船を竜に見立てたのです)

そして、「ボーイズ・イン・ブラック」の主人公(はタケルかな、じゃ、その相手役のエイリアン)の名は雨龍しのぶ。

長ランの裏に、龍の刺繍をしていました。

 

「龍使い」になりたい方は、ブログの最後でご紹介する本を読んでいただくとして…。

久しく忘れていた龍のことを思い出し、また探そうかなと考えていた矢先。

見ました。

夫の車に乗せてもらって買い出しに行った帰り道、フロンドガラスの正面に、右(南)向きの龍の顔。

口を開けて、どーん。

 

もちろん、それは雲でした。

そして、見えるのは「首」だけでした。

「そんなん、龍とちゃうわ」

そういわれても、反論できません。

ただ、探せば見つかるんだということが衝撃で、車が位置を変えて見えなくなるまで助手席からボーッと見上げていたのでした。

 

濃尾平野に住んでいると、空はとても広いのです。

見つけようとすれば、きっとまた見つかる……以前のように探してみようと思います。

 

下の写真は、昨年の5月、東京から帰る新幹線の中から撮ったもの。

ちょうど富士山のあたりで、富士山そのものは雲に隠れていました。

写真にうまく撮れていないのですが、龍がいっぱいいたんです。

そう、久しく探してないとはいえ、たまに見つけていたのですよね。

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上のほうにある丸くて黄色いのは、デッキの照明が窓に映ったものです。

 

amazonのリンクがうまく貼れないので、版元さんのほうを。

www.sunmark.co.jp