読書会で毎月、エスペラント語で書かれた短い小説を読んでいます。
(90歳の女性が書いた「90」という掌編集です。90歳。「何か書く」というパワーがあるなんて、それだけでもう、すごいなと思う)
その中の、最近読んだお話がちょっと興味深かったので……ざっくり書いてみます。
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それは、幼いころの楽しい思い出。
大好きなパパと親戚を訪ねる道すがら、野の花を摘んで花束を作った。
特に、その青い花が好きだった。
長じて、悩みや悲しみにとらわれたとき、その青い花を思い出し、頭に浮かべるようになった。
苦しみの最中にいて眠れないときにも、青い花を思い浮かべた。
頭の中に青い花を咲かせると、まるで薬を飲んだように気持ちが落ち着いて、眠りにつくことができるのだ。
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こうして書いてみると「全然違うやん」とあきれるんだけど、まぁ、そういうことです。←え?
どういうことかっていうと、いらだったとき、気分が沈んだときのために、各自「青い花」に当たる「何か」を持っておくといいんじゃない? ってこと。
「それ」を想えば、楽しい気分が蘇るとか、ぐるぐる止まらない思考が鎮まるとか……状況はその時々で違うでしょうけど。
単なる「現実逃避」かと叱られるかもしれないけど、苦悩から一時でも離れて安眠できるなら、それもいいんじゃないかな。
眠るって、大事だから。
このお話を読んで、わたしにとっての「青い花」は何かな、と考えていました。
たぶん「あれ」だ。
そう、「あれ」だな。
だとすると、ブログには書けません( *´艸`)