春に、自転車を新調しました。
その自転車は若者向けなのか、スタンドが「一本足」でした。
これまではずーっと、二本足というか、両立型というか、そういうスタンドだったので、買ったときに、
「替えられないんですか?」
と聞いたら、取り寄せになります、との答え。
二本足のスタンドがつけられないのかも? けっこう面倒なことなのかも?
と思い、そのまま使うことにしたのです。
でも、一本足って不安定ですよね。
ただ停めるだけならまだしも、カゴに荷物を載せた途端、クラッと動いたりするし。
おまけに、上手に蹴り上げないとスタンドがあがらないし。
(内転筋のトレーニングが必要)
上手じゃないから、あがりきらないままで走ったり、下がらなくなったり(自転車を立たせておくことができない、という悲劇!)。
先日、改めて自転車屋さんに相談したのです。
「この自転車って、ほかのスタンドは付けられないんですか?」
と、ダメもとで。
あっさりと「できますよ」っていわれました、別の店員さんに。
「え?」
「同じ色のは取り寄せになりますが、(オーソドックスな)銀色のなら在庫があります」
ですと!
取り寄せ(購入時の)って、そういう意味だったのか!
やっと理解しまして、
「銀色でいいです、替えてください、一本足のは年寄り向けじゃないので」
って、自分を指さしてしまったわ……。
むかし乗っていた自転車に比べると、二本足(?)スタンドも構造が複雑に見えて、やっぱり内転筋のトレーニングは必要かもしれません。
それでも、安定して立っていてくれるだけでずいぶん楽です。
スタンド代と工賃はかかったけど、この数か月間の憂鬱がひとつ減りました。
よかった!