9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

自然淘汰……

わたしのレモンの話です。

 

今月、直径2センチに満たないうちに樹上で黄色くなって落果していったのが、ふたつ。

その前にももちろん、もっと小さいうちに落ちていく実はいくつもありました。

(あまりにも込み合っていて、わたしが摘んだものもあります)

 

これで、落ち着いたかな?

「最終的に」といっていいか、まだわかりませんが、順調に育っているように見えるのは6つほどでしょうか。

離れた位置にあって見失ってばかりなので(小さな木なのに!)数えるたびに変わる感じ。

最初に実りはじめたものが、4つか5つ。

遅れてきた、少し小さめのがふたつほどある感じです。

 

栄養補給をしてくれる葉もいっぱい茂ってきたし(相変わらずアゲハと戦っています)……このまま大きくなりつづけてくれるといいな。

 

ここ数日、活動をやめていく(小さくしていく)書き手さんのことばかり考えていたので、ちょっとレモンと重ねちゃってるかも。

 

公募時代に去っていく人、デビューにこぎつけてもその後うまくいかない人……。

童話を書きはじめて30年たつと、数えきれないほど見てきたので。

同じ枝に実ったものを次々落として、今いちばん大きく育っているレモンの実を見ると(その実自身ではなく、この木自体の判断による落果なのだけど)しみじみ、

「淘汰される側にならないためにはどうすればいいのか」

とか、考えちゃいます。

まずは「めしべのある花」にならないとダメなんだけど……でないと、小さな実にさえなれないんだけどね。

(めしべがない花もいっぱい咲いたけど、散って終わり)

 

落ちてしまった実を見るたび、米津玄師の歌声がぐるぐるするのですが(♪夢ならばどれほどよかったでしょう(/_;)……レモンたちが光の色に熟して、収穫を迎えられるよう、見守っていきます。

複数の実を一枚に収めるのが、案外むずかしい……