アクシデントがありまして。
「いろいろ起こるものだなぁ」と、それだけでも老化を感じていたのですが。
ある朝、突然。過去に治療した歯が崩壊しました。
(「詰め物が取れた」系と思っていただければ……)
硬いものを食べたわけじゃないのになぁ……お味噌汁摂取中だったのになぁ。
いきなり話が逸れますが。
最近、実父(もうすぐ90)の歯が数本抜けまして、8020(80歳でも自分の歯が20本以上ある)を誉められた父でも、10年後は部分入れ歯が必要になるんだなぁ……なんて思っていたのです。
で、自分の歯が崩壊したとき、不安でした。
残った部分を抜くんだろうか?
崩壊してもまるで痛くないし、沁みないってことは、きっと神経も抜いた歯なんだろう、もう残せませんって言われちゃうかも……わたしも部分入れ歯かな、どうなるのかな……。
と、不安と絶望で歯医者さんに行きまして。
結果から書きますと、残りを抜くんじゃなくて、残りを土台に「歯を作る」(かぶせる?)感じの治療になりました。
よかった。
ただ、驚いたのはその歯、神経を抜いていないんですって(レントゲンで確認)。
それでも全然痛みがないのは、ぶっちゃけて言えば、
「老化で神経が後退した(縮んだ?)から」
なんですって。
(先生は、もっと言葉を選んでくださったのですが、わたしが「老化ですね!」といってしまった……なんか、楽しくなっちゃって)
もちろん、神経が「なくなる」のはいいことじゃないんだけど、痛くもなんともないことで、ちょっと得した気分にもなったのです。
(いえ、絶対に「得」ではないって、ホントにホントに、頭ではわかってますけれども)
そんなわけで、6月は皮膚科と歯科に通院することになってしまいました……。
どちらも長くはかからないと思うし、骨折時の整形外科のように「毎日」ではないのですが、コロナの自粛期間まではめったにお医者さんに行くことがなかった(数年に一度の膀胱炎ばっかり)と考えると、診察券でカードゲームができそうな今は、やっぱり「老化」しているのでしょうね。
この「老化を実感」がシリーズにならないことは、切に祈ってます。