9時から4時まで

夜9時に寝て朝4時に起きるgotomiwaが可能なかぎりつまらないことを書くためのブログです

読書

まず、「外身」がない…

今週のお題「本棚の中身」 ですって。 はてなブログのお題を見たとき、しみじみと「こんなはずでは」と思った…… これまでも書いたことがある気がするけど、わたしの若いころの夢はウォークインクローゼットならぬ、ウォークイン書庫(日本語交じり)を作り、…

青い花(LA BLUAJ FLOROJ)

読書会で毎月、エスペラント語で書かれた短い小説を読んでいます。 (90歳の女性が書いた「90」という掌編集です。90歳。「何か書く」というパワーがあるなんて、それだけでもう、すごいなと思う) その中の、最近読んだお話がちょっと興味深かったので……ざ…

「アンラーン」

この言葉を初めてネット上で知ったのは、数か月前? ブログだったか動画だったか……。 知ったとき、非常に庶民的な心当たりがあり、「そうだよなー」と思ったのです。 庶民的な……というのは、 「鎌倉幕府は、いい国(1192年)を作ろうと思ったからできたので…

kindleのセール

kindleの月替わりセールに、作るお手伝いをさせていただいた本が入っていました。 「おお、なつかしい」 クリックしたら「あなたはこれを買っていますよ」という表示が出て、「そういえば、そうか」となった……(もちろん、刊行当時に紙の本も手にしています…

ジョーと同じだ~!(gotomiwaの若草物語)

amazonプライムで「ストーリー・オブ・マイライフ~わたしの若草物語」の見放題が終了間近、となっていたので、いささかあわてて、先日観ました。 (その後Netflixでも配信がはじまったので、あわてなくてもよかったんですが) この映画を観て、わたしが「若…

イキのいい脳

「古い本」の置き場をふと見たら、なつかしいシリーズが……。 改めて手に取ってみると、80年代の本で、当時いろいろなアニメがこのような形になっていたのがわかります。 中身を写していいかわからないので言葉で説明するけど、アニメ映画の全場面が漫画のよ…

「引き攣る肉」

ブログのタイトルにギョッとされる方もあるかも。 ごめんなさい。これはミステリのタイトルです。 夜中に足が攣ったときに飲むゼリータイプのお薬(枕元に常備)が切れたので、買ってきました。 その薬のことを考えていたときに、ふっと思い出したのが、 「…

SINGLE TASK(シングルタスク)

一昨年くらいからでしょうか(やっと)Amazonの「ほしいものリスト」を使うようになりました。 使い方を覚えた、というか。 使い忘れることが多いので、たくさんのものは入っていないのですけど。 年が明けてからのぞいてみたら(去年のいつかリストに入れた…

天才による凡人のための短歌教室(木下龍也)

短歌を作りたい! といいながら(いえ、真似事で作っているのだけど)、 「短歌の作り方」 みたいな本を、あまり読んでいません。 気が散るんです。 読んでると、短歌が浮かんでくるからです。 (あー、メモメモッて感じで、スマホか筆記用具を探すことに) …

低温調理、または「煮切りみりん酒」

今週のお題は「肉」です。 (なんでフォントが違うんだろ、「肉」だけ。strongのタグとか、はずしちゃおうかな?) 「肉」の一文字に、胸痛むgotomiwaです。 わたしの贅肉のことじゃなくて(これもモンダイだけど)。 低温調理器のことね。 スティック型の、…

見せびらかしたい通信簿

「あなたのPCを乗っ取って、あなたの行為を監視し、そのはずかしい姿を録画してあります。公開されたくなかったら、いくらか払いたまえ」 的な迷惑メール(詐欺メール)がときどき来て、けっこう文章がうまいので一応読んでいるんだけど、ときどき細かいとこ…

漂泊の思ひやまず/「バスクル新宿」(大崎梢)

今日はブログの趣旨(つまらないことを書く)に反する記事を。 (記事のアップから半日、タイトルの変換ミスに気づきませんでした、ごめんなさい。「漂白」って書いてた……) わたしが年に10回以上(ときには月に4回とか)上京していたことを知っている人には…

見た目は大人、頭脳は……

子どものころ、わたしは「漫画は子どもが読むもの」といわれて育った。 (これは、主にストーリー漫画のこと。新聞の4コマとかは別) アニメも、当時は「テレビ漫画」と呼ばれていて、これもまた「いずれ卒業するものだ」といわれていた。 (アニメーション…

「サザエさん」コレクター(?)

長いこと……25年くらい前からしばらくのあいだ集めて、適当に並べていた文庫版の「サザエさん」をこの週末、初めて整理しました。 文庫版のシリーズは(たぶん)全45巻。 見つけるたびに買っていたため、重複しているものが5巻分もあったのですが、1巻だけ買…

童話を書くお父さん

「お母さん童話作家」はいっぱいいるから、誰を思い浮かべればいいかわからないけれど、わたしの中で、「お父さん童話作家」として真っ先に浮かぶのは、はらまさかずさんなのです。 いや、唯一浮かぶのは、といってもいいかも。 お子さんのいる男性童話作家…

「同居」してたと聞いたので……

書きっぱなしの記事がわりと多くて、申し訳ない気持ちになることがあるのですが……この記事は、以下の記事の後日譚(?)です。 gotomiwa.hatenablog.com 萩尾さんの本が消化できたわけじゃないのだけど……いや、消化できないから、なのかな、別の視点……竹宮さ…

「同居」なんて聞いてない……

amazonを散策していたら、この本の情報が出てきて、「そういえば、GWに読んだのに記事にしなかったなぁ」と思い出しました。 思い出したけど、こうして書きはじめても「何」が書けるってわけじゃなく……。 わたし、萩尾さんが好きでした。 過去形で書いている…

言葉を貯める

緊急事態宣言が出ることになり、12日(本日)から公共図書館が閉まる、との情報を得て、いちばん近い図書室(公民館)に駆け込みました。 ホントは本館まで行きたかったけど、宅配便が届く予定だったので。 (結果的に、本館まで行ってもまにあうくらいの配…

すごいな、郵便

先日、仕事中の(?)夫からLINEが来ました。 「封筒の切手代って、いくら?」 ここんとこ、ちょこちょこ値上げされていくので(個人の印象です)郵便局のサイトでも確認して「84円だよ」と返信。 「送り先が名古屋市内でも?」 「距離に関係なく84円です」 …

「罪の声」

ゴールデンな連休感覚が全然ない……orz 夫が出勤しないし夕刊の配達がないから、「平日じゃない」ってことはわかってるんだけど。←NAINAI16 連休明けに送りだす仕事があり、ばんばん遊びに行けない(感染拡大)状況もある。 ゆえに基本、家で過ごすのですが、…

ペンギンになれそう♪

調べてみたら一昨年でした。 こんなふうに、本を紹介しました。 gotomiwa.hatenablog.com あー、一年以上たってるのかー。 つまり、ペンギンになれなかったってことなんだなー、一年以上。 ささやかながらストレッチを日常化して、3週間余り。 筋トレではな…

「散読」してみる。

あまりにも読書をしないヤツになってしまった…… いえ、読書嫌いなら嫌いなまま、読まなくてもいいんですが。 読みたい気持ちがあるのに読まない、このへんてこな自分にモヤモヤしだしたので、カイゼンすることにしました。 方法は簡単です。 「読む」 以上。…

脳内伊坂さんと脳内田中さん

伊坂幸太郎さんという作家さんがいます(って、説明するまでもないと思いますが)。 わたしの中には「こちらを向いてにっこり笑っている優しげな男性のポートレート」があり、ずっとずっと、その男性が「作家の伊坂さんだ」と思っていたのです。 初めて、新…

「脳磨き」って?

「脳磨き」という言葉を初めて見たとき、脳の表面をつるつるにするイメージが浮かんでしまったのです。 しわがなくなっちゃうよ、いいの? みたいな。 そうじゃなかった……(←あたりまえ) 「腕を磨く」というときと同じ、という説明に「ああ!」と納得したわ…

「書く人」に戻る一日

先月あたりから、選考、添削、合評……という仕事が続いていました。 わたしはひたすら「読む人」でした。 そういう仕事自体はこの先も続くのですが……今日は久しぶりに「書く人」に戻っています。 つまり、「読む仕事」を一日お休みするってことですけど。 昨…

講評を考えまくる日々

(また、大げさなタイトルをつけてしまった……) 気がついたら、あっちとこっちとそっち、という感じで違うルートからやってくる、いくつかの作品への講評を一日じゅう考えていました、昨日は。 一日じゅう、というのはもちろんコトバのアヤです。 (昼寝もし…

ありがとう、ハイキュー!!

「ハイキュー!!」が終わってしまった……。 朝の3時台に、最終45巻を読みました。 まぁ、本誌で連載を読んでいた人にとっては少し前に終わっていたのですが、コミックス派のわたしは発売日の今日が「終わり」です。 「ハイキュー!!」とは排球、バレーボー…

10月1日でもまにあうか?

いえ、SF話ではありません。 夏からこっち、読む仕事がメインになっています。 添削講師とか、選考委員とか、まぁ、そういう仕事です。 いろんな形で、「人さまが作った世界」に出かけてばかりいる感じ。 出かけたら「すぐ帰る」ことはできなくて、その世界…

形から入る

先月の模様替えの際に発掘された「知的生産の技術」(梅棹忠夫)。 けっこうきれいなので(1984年の36刷。初版は69年)買い直したものだと思われます。 最初に持っていた岩波新書は、カバーなんてかかってなかった気がする…。 梅棹先生はもう亡くなっている…

世界征服をあきらめるとき

民生委員として、あるいは(今年度限定)町内会長の妻として、市に対応を求めるべき雑多な案件に出会うとき、考えてしまうんです。 「市議会議員になったろか」 そうすれば、持ち込まれた案件を市役所のどの課の誰に持っていけばいいか、迷わずにすむんじゃ…